審査員の皆様からの、応募プロジェクトに向けたメッセージをご紹介します!
人間は誰でも毎日のルーティンが大好きで、自分の居場所や身の回りのものがいつもどおりであることに安心を覚えます。
自然と大きな変化を嫌い、先延ばしにして回避する傾向があるものです。
これまで利益にばかり気を取られ、健康であることに重きを置いてきませんでした。
知らず知らずのうちに私たちは新しい時代のニーズや考えに疎くなっていたのかもしれません。
しかし、“ニューノーマル”への転換を迫られている今、これまでに対処すべきだったことにこれ以上目を背けることはできなくなりました。
この困難な時代は逆に、本当に必要で大切なものを再評価する機会なのだと考えると、ある意味ホッとする気持ちも芽生えてきます。
新しい道を切り開くことができるのは、新たな熱意と活力です。
今大切なのは、それがサービスであろうとプロダクトであろうと、私たちを取り巻く環境にあったかどうかに関わらず、人々の心の機微に触れるような、豊かな発想で意味のある体験を生み出すことにあるのではないでしょうか。
私は個人的にこれから始まるこの新しい冒険を楽しみにしています!
ーアストリッド クライン
何をするか?の前に、なぜ、やりたいのか?を見つけることが自らが継続し続ける原動力になり、仲間を巻き込む求心力となる。こころとからだで観察し、問い、素早く形にしてみる。その繰返しが、また新しい問いへとあなたを導いていくはずです。
ー石川俊祐
新しいプロジェクトを立ち上げる時は、「なぜ自分がやるべきなのか? / Why me?」を突き詰めることが重要だと思っています。そして、QWSチャレンジに参加するのであれば、「なぜここでやるべきなのか? / Why here ? 」も同じく意識してもらいたいと思います。この2つの問いにしっかりした答えを見いだせれば、必然的にユニークで参加意義のあるプロジェクトになるはずです。面白いプロジェクトを楽しみにしています!
ーAlex 小田嶋 太輔
まず、はじめの一歩を踏み出すことが大切です。
あまり未来のことを考えすぎずに、一歩を踏み出してみてください。
そうすれば二歩目にいけるはずです。
ー佐渡島庸平
課題解決がプロジェクトの基礎だと考えていますが、課題解決のためには素晴らしい課題発見・課題設定が必要です。
自分の気持ちに素直になり、周りをよく観察し、何が本当の課題なのか、言葉になっていないあなただけの“問い”と出会えることを楽しみにしています。
ーハヤカワ五味
渋谷は、不思議な街だ。
情報と新しい事業が、スクランブル(呼応)しながら成長する。
でもどんな情報が飛び交おうが、目指すところは変わらない。
そんな純潔なプロジェクトが、きっと世界を変えるのだ。
ー林千晶
新たな価値を創造するには、課題の設定・遂行・アウトプットが必要です。何度かの試行錯誤の上で、適切な課題を設定できるようになってきます。情熱を胸に、的確な分析を武器として、チャレンジしてください。
ー石井和之
未来の社会を描く上では、「未来はこうもあるべきではないか」という問いを隈なく並べて、その中から現実性の高いものについて具体的な対応戦略を検討することが大切です。
未来の選択肢は当然ながら単一の学問領域では語れません。色々な知が絡み合います。個々の領域を超越し、イノベーションをつなぎ合わせて未来の選択肢を導出することが、より良い社会を描く第一歩なのです。その観点で、越境する「問い」へのチャレンジに期待しております。
ー西山敏樹