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超新星爆発

私達は地球上に生まれ落ちた瞬間に、宿命として理不尽な死を背負わされた。そう遠くはない将来に、私を含む人類に確実に滅びは訪れることだろう。
しかし、例え我々の肉体が朽ち果て、魂は霧散したとしても、この宇宙の一部として、また新たなる生命の一部として永遠に生き続けることができるだろう。そういう意味では、我々は不死の存在とも言えなくはない。さながら、この地球はあまたの生命によって構成されている「大銀河団」のようである。

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