枯山水 Zen Garden for Men

古池や 蛙飛び込む 水の音

松尾芭蕉のこの有名な「俳句」の世界観からインスパイアされました。
静謐で深遠なる空間に、水音が余韻を持ちながら響く・・・
そんな情景の中での心あらわれる時の流れ。
また、千利休が目指した「茶の湯」の中での心あらわれる時の流れ。
あるいは、「龍安寺の石庭」を前にした縁側で佇む時の、心あらわれるひととき。

そんな古き良き日本ならではの、心落ち着く時間概念を表現してみました。
これは「時刻を知る時計」ではなく、「時の流れを感じる時計」です。


基本の絵柄のデザインモチーフは「波紋」
ランプワーク・ガラスで透明感を感じるクリスタルな質感が表現できれば。
彩色は「利休鼠」です。

ベゼルは、
波紋のイメージでもあり、波紋を受け止める器のようでもあり
安定感を持たせるため、正円ではなくオーバル形状にしました。
ほのかに紫がかった黒のベースに色粉が散りばめられた感じが出れば。

ラグは、
山のシルエットのフォルムであり
羽ばたく鳥の翼のような
花びらのような有機体の優美な曲線を追求しました。
時計本体をダイナミックに支え、プロテクトしています。
艶があり、深みがある漆黒の質感で引き締めています。

そして、針の軸頭には小さなダイヤモンドが光ります。
水面に映り込んだ一番星から連想しました。



このシリーズのプロモーション展開のキービジュアルもオリジナルで作ってみました。
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この時計デザインの高画質画像はこちらから
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