CREATIVES

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豆の会社から年賀状のデザインを頼まれること20年ぐらいだろうか?
今年も発注があった。
使用したものは見せられないけど、もう一枚描いて、なんだか面白くないというのが残って、今日処分しようとしたらこんな具合にしたらどうかな?っていう気に急になって、ついとっぴょうしもなく手を付けた。
退屈な絵に、ちょっと刺激がついた。

黄色の点をペインティングナイフで無造作に置いていくに従い、墨で濁った枝豆が輝き出すのを感じて描いていくというのは嬉しくなる。
左の一点はよけいだったかな?
右の暗がりに対する黄の点の明るさだったからね。
このごろにして、どんどん描き込んで暗くなった、あるいは混乱した状況に何か加わる時混沌は輝き出すことに気がついた。
世の中の状況に一石を投じるのはもそう言うものかもしれない。

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