溶ける電球

電球が自らの熱で溶解しているかのように見えるカバーです。LED電球も触ると意外と熱いので、ふと見あげたときに電球が溶けかかってたりしたらちょっと面白いなと思いこのような形にました。カバーの素材や使用する電球の色によっては鍾乳石や氷柱のようにも見えるかもしれません。カバー表面は緩やかな凹凸のある曲面なので部屋に降り注ぐ光に強弱の斑ができ空間に変化を与えられるのもるのも面白いと思います。居住空間というよりは廊下やトイレ、あるいは玄関などちょっとした生活の隙間、あまり普段気にしなさそうなところの電球にこっそり仕掛けておくと、ふと自分であるいは客人が気付いたときに面白く感じられる、そんなものをイメージしました。