COMPETITION

循環型経済を目指すプロジェクトやアイデアを募集!2023

「crQlr Awards」は、循環型経済への取り組みを称える世界的なムーブメントです。

結果発表 2023/09/19(火) - 2023/11/13(月)

特別賞(3点)

FabCafe Global Prize

"New Relationship Design"

「新しい関係性のデザイン」の実践者を、称えるために。

FabCafe Global

crQlr Awards 2023の特別賞では、「新しい関係性のデザイン」を実践する
プロジェクト・アイデアにスポットライトを当てたいと思います。
従来の産業構造やシステムの枠組みを越え、
ステークホルダー間の新しい関係性を構築することで循環型社会の実現を目指す
プロジェクト・アイデアに深く敬意を表します。
自分たちだけでは実現できないことでも、
様々なパートナーと手をつなぎ共に一歩を踏み出すことで
新たな未来を見出すことに繋がるとわたしたちは信じています。

特別賞に寄せて

木下 浩佑 / MTRL / FabCafe Kyoto マーケティング & プロデュース
ニュースなどでも「循環型社会への転換」ということばを耳にする機会がますます増えてきた昨今。
業種や立場を問わず、この「循環」をいかに継続的に実践するか、試行錯誤の最中だという方も多いのではないのでしょうか。

私たちFabCafeは、10年を超える活動のなかでいつも「共創」という考え方を大事にしてきました。
ともにつくること。
私たちはこの共創が、サーキュラーデザインの実践においてあらためて有効なアプローチになるのでは、と確信しています。

大量生産・大量消費とグローバリゼーションのシステムのなかで、
「つくる人 → 売る人 → 使う人」という一方向の構図がいつしか当たり前のようになっていますが、
この順番を一度ばらばらにして、あらためて「ともにつくる」関係性に組み替えてみると、どんなことが起こるでしょうか?
循環の仕組みを設計する過程では、意外な人同士がパートナーになったり、新しい役割が生まれたりするかもしれません。

また、この共創の対象を、社会や地球全体に広げて捉えてみるとどうでしょう。
異なる国の人とともにつくる。異なる種の生物とともにつくる。未来の子孫とともにつくる。
循環のしくみは一人では実現できません。
実は狭く閉じられてしまっているネットワークをいまあらためて開いて、多様なステークホルダーとの共創の選択肢を増やすこと。それが実践のための第一歩となるはずです。

募集概要

ジャンルや規模を問わず、「従来の産業構造やシステムの枠組みを越え、ステークホルダー間の新しい関係性を構築することで循環を実践するプロジェクト・アイデア」を募集し、3点を表彰します。

審査員10名が審査した活動・プロジェクトのなかで、一番多く投票された3点が選ばれます。

審査員数名からコメントを授与し、2024年3月に予定するFabCafe Tokyo(東京・渋谷)でのcrQlr Exhibitionにて展示・プレゼンテーションいただけます。

審査基準

crQlr Awards 2023 特別賞では、下記の視点のいずれかに当てはまる応募プロジェクト・アイデアを評価します。

1. "100年後の地域社会への価値還元"

100年先、1000年先にその土地で暮らす人々の資産として、文化・産業を継承する仕組みになっているか?

2. "生物多様性へのポジティブな影響"

「人間中心」にとどまらず、生態系全体に対して好循環を生み出そうとしているか?

3. "新しいパートナーシップのデザイン"

異業種間の連携や、生活者との共創、サプライチェーン内における役割の転換など、他者との新しい協働のかたちを実現しているか?

 

審査員

  • crQlr Awards 2023 の全審査員(10名)

受賞のメリット

crQlr Awards 特別賞受賞特典として、以下の機会をお贈りいたします。

  • PR素材としての、「crQlr Awards 受賞」認証ロゴを授与
  • 審査員数名からの受賞コメント / フィードバック
  • 2024年3月(予定)にFabCafe Tokyoにて開催する、crQlr Exhibition Tokyoでの展示・プレゼンテーションの機会。日本もしくは海外からの往復の飛行機代、東京での3泊分の宿泊費を各受賞者1名まで補助します
  • 循環型経済を目指す活動を行う、ビジネス、アカデミー、クリエイターネットワークへの参加
  • FabCafe、Loftwork、IDEAS FOR GOOD、Circular Economy Hub、他各種メディアスポンサー媒体への露出によるプロジェクトのPR

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