アイデアのヒント
1:学習スタイルについて考える
「ゲーミフィケーション」で学ぶスタイルは様々です。
画像や空間から学ぶ視覚的なものや、音声を取り入れた聴覚的なもの、書くことや話すことで学ぶ言語的なもの、それ以外にも感覚で学んでいく触覚的なものや、数学的なパズルのようなものなどがあります。
「何を学ぶ」かによって、手法は変わってくるでしょう。
2:プレイヤーの人数や場所を考える
一度に学習に参加する人数によって、同じゲームでも異なる効果が得られます。複数人と遊び、学ぶことで社会性を身につけることができるのか?あるいは、1人で行うことでより深く学習することができるか?
またプレイする場所も重要です。外で複数人で遊ぶものですか?自宅で1人で学習するとしたら、どうやってモチベーションを高め続けることができるでしょうか?
3:どんなユーザー層を想定しているか
誰のために作るのか考えてみてください。長時間ディスプレイを見つめることが難しい人のためでしょうか?あるいは、身体的な障害を持つ誰かのためですか?それとも、モチベーションをなくしてしまった人のために作っているのでしょうか?
4:ゲームの要素と遊び方について考える
ゲームの要素を学びに取り入れることで普段とは違った考え方や視点を持つことができます。また参加のハードルが下がることでより良いエンゲージメントを築くことができます。
好きなゲームをプレイしたときの気持ちを思い出してみてください。あなたはそのゲームのどのような部分が好きですか?またプレイしたいと思わせるものは何でしょうか?
5.ユーザーにどのように学んでほしいか、またその理由について考える
あなたはプレイヤーに何を学んでもらいたいですか?
学校以外の勉強で何が難しいと感じたか考えてみましょう。
例えば、1人でもくもくとやるには集中力が持たない時、プレイヤー同士で方法を模索し合いながら学ぶゲームをデザインすることで、より効率的な学びに結びつけることができるかもしれません。プレイヤーの目線に立ってアイデアを出してみましょう。