結果発表は7月21日(火)公開!
本アワードにご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。結果発表は7月21日(火)に公開予定です!楽しみにお待ちください。
「リアルな場での学び」をゲームでアップデートしよう
今年、世界中でコロナウイルス(COVID-19)が流行し、都市封鎖やソーシャルディスタンスをせざるを得なくなる中で、私たちのライフスタイルは変化を余儀なくされました。これから私たちの生活は、どのように変化を遂げていくのでしょうか?
特に顕著な変化は教育機関です。その多くがオンラインへ移行しVRを使った学習からEラーニング、オンラインミーティングまで、様々な学びがインターネット上で動き始めている現状があります。
しかし、オンラインで学ぶことは非常に便利な一方、インターネットと画面だけに頼ってしまうなど欠点もあります。
やはり私達の中で、どこか今まで通りのリアルな学びを求めているような感情があります。
コロナをよりよい未来をつくる「チャンス」に変えていためにもっとリアルな場での学びをアップデートできるとしたら?私達が子供の頃、大好きだった「ゲーム」にあるかもしれません。
ゲームは楽しくて魅力的なだけでなく、コミュニケーションを形成したりモチベーションを持続できるなど、様々な効果があります。
本チャレンジではアフターコロナの世界をプロトタイピングし、乗り越えるべき課題やこれからのアクションを考える「Future City」プロジェクトの一環としてテーマを「教育」に絞り、世界中のクリエイターから「学びが起こる物理的なゲームアイデア」を募集します。
まずは、ゲームの要素を組み合わせてみましょう。
- あなたの好きなゲームについて考えることから始めましょうどんなところが好きなのでしょうか。1人でもくもくと打ち込めるから?プレイヤー同士のメッセージやつながり、会話があるから?
- プライヤーには何を学んでほしいか考えてみましょう。ゲームをプレイすることは創造性を刺激し、間違った判断を恐れず、次にどうするかプレイヤー選択することできます。プレイヤーがゲームに没頭している時、何を学んでほしいですか?
- どのような形状のゲームにするかを考えてみましょう。QDの量子論ボードゲームを例に挙げてみましょう。一見難しそうなテーマでもシンプルなボードゲームにすることで、プレイヤーはトークンやカードを通して、何ができるかを素早く覚えることができます。
審査基準
応募された作品は、以下の基準に基づいて選定されます。
ステートメント
アイデアの概要と目的、そしてCOVID-19流行により、ゲーミフィケーションを取り入れたオフライン学習の意味を強調するステートメント、またはストーリーを教えてください。
プロダクト詳細/コンセプトデザイン
ゲームアイデアのスケッチ、プロトタイプ、写真など、アイデアに関する画像をアップロードしてください。また、アイデアに対するコンセプトの説明も記載してください。
創造性
ゲームアイデアが創造的であるか、従来と違った学習スタイルを取り入れているか、プレーヤーが遊ぶことでどのように学ぶことができるかを評価します。
使いやすさ
どのように設計されているか、ユーザビリティと有効性を見ていきます。誰を対象としているか、どうやってプレイするのか等の機能性も重視します。
こんな人におすすめ
本チャレンジは教育に関わる人や、デザインを学ぶ学生、ゲーミフィケーション、ゲーマー、またはアイデアを考えるのが好きな人におすすめです。
参加資格はありませんが、応募には図面やプロトタイプ、写真など、アイデアの詳細がわかる資料の提出が必要です。
賞について
受賞作品は、Loftwork/FabCafeグローバルのもつメディアコンテンツで紹介されます。
・Grand Prize賞 賞金1,000USD (1点)
・Second Prize 賞金 800USD (1点)
・FabCafe賞 (3点)
スケジュール
募集期間:4月23日(木)- 6月20日(土)
結果発表:6月頃
共催
Topawards Asia
2016年にアジア限定、初めての招待制パッケージデザインアワードとして設立。
通常の応募制ではなく、「消費者目線」で集められたアジアの市場にあるパッケージデザインをノミネート作品とし、アジアの有名クリエイターが審査するという独自の審査プロセスが特徴。 このようなプロセスにすることで、他の賞では目にしないような作品も受賞可能に。受賞作品をオンラインでシェアすることで、人々にインスピレーションを与え、これからのパッケージデザインへつながることを目指し、また、最近では展示イベントやコラボレーション企画などを積極的に行い、活動の幅を広げている。 Website:https://www.topawardsasia.com/
審査員
ヘンリー・ホー
株式会社GTDI 代表取締役 / Topawards Asia設立者
1972年生まれ。 香港理工大学グラフィックデザイン学部 卒業。渡日後、1996年株式会社GTDI代表取締役に就任。KIRIN、大塚製薬、資生堂、花王、リッツカールトン、LOTTE、ホテルオークラ、モンデリーズ、NTT docomo、Blue Bottle Coffee Japan、Taiwan Star Telecom等のパッケージデザインやブランディングを手がけ、JPDA日本パッケージング賞、グッドデザイン賞、Red Dot Design Award等を受賞。日本、アジアの仕事を通し、アジアのデザインには西欧とは違うユニークさがあることに気づき、その魅力をもっと深く掘り下げ、発信したいと考え、2016年に自身のデザイン業務とは別に、エントリー制ではない初の「招待制」アジア限定パッケージデザイン賞 Topawards Asiaを設立。
Huaxin Wei
香港工科大学デザイン学部准教授
Huaxin Weiは、香港理工大学のデザインスクールの准教授で、インタラクティブメディアの学士号とインタラクションデザインのMDesのプログラムの教育とカリキュラム開発に携わっています。彼女の主な研究は、ゲームのナラティブデザインの特性と戦略を調査しています。この一連の研究により、さまざまな物語の視点からビデオゲームを分析するための記述的なフレームワークが生まれました。彼女の幅広い研究分野には、ゲームの設計と分析、インタラクティブなストーリーテリング、人間とコンピューターの相互作用などがあります。彼女の現在の指導は、ゲームの設計と開発、インタラクションデザインの方法とプロセス、ユーザーの研究と参加型デザインに及ぶトピックをカバーしています。Huaxin Weiは、カナダのブリティッシュコロンビアにあるサイモンフレイザー大学のインタラクティブアーツアンドテクノロジースクールで博士号、カナダのアルバータ大学のコンピューティングサイエンス科から修士号を取得しています。 Website:https://www.sd.polyu.edu.hk/en/meet-our-staff/huaxinwei
加藤 明洋
1992年生まれ、愛知県出身。2018年、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現専攻修了。ブロックチェーンが新しい社会を作る一つの可能性を持っていると考え、それを伝えるための表現としてボードゲーム「TRUSTLESS LIFE」を制作。CREATIVE HACK AWARD 2018 SONY 特別賞を始め各方面からの評価を得る。現在はスタートバーン株式会社でエンジニアとして従事しながら個人としても活動を続ける。 Webite:https://www.youfab.info/2018/winners/trustless-life?lang=ja
メインビジュアルについて
AUD(AUdience)
本チャレンジシリーズ「Future City」のビジュアルを手がけた AUD(AUdience)は、台湾のイラストレーション・グラフィックデザインのブランドです。ユニークで奇抜なイラストで、遊び心溢れる現実世界を描いています。AUDのレンズを通して、FutureCityはカラフルな未来を表現します。
Future Cityについて
都市封鎖から、ソーシャルディスタンス、トイレットペーパーや生活用品の買い占めによる不足まで、私たちの生活はコロナウイルスの流行によって、変化を余儀なくされています。「FutureCity」は、そんな「新しい普通」の中で未来がどのようになるか、ミートアップイベントやチャレンジを通して探っていくプロジェクトです。 くわしくはこちら
FabCafe Globalについて
FabCafe
FabCafeの「Fab」という言葉には、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeは、その”Fab”スピリットをおいしく、楽しく、わかりやすく伝え、そして広めていく場所です。人が集うカフェという空間に、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。スペシャルティコーヒーに、新鮮な野菜とたっぷり使ったフード、パティシエによるスイーツなどを提供。様々なクリエイティブコミュニティが集います。
Website:https://fabcafe.com/
免責事項
このコンテストは、イノベーションを刺激し、COVID-19流行の前後で私たちのライフスタイルに対する理解と意識を高めるためのものです。
このチャレンジには賞金はありませんが、提出されたすべての作品はスポンサーまたは製造に関心を持つ企業に触れる可能性があります。また、AWRD、ロフトワーク、世界中に11拠点あるFabCafeであなたの作品を特集される可能性があります。
メディア担当者:Christine Yeh メール: global@fabcafe.com