COMPETITION

Mask Design Challenge 2020

FabCafe Globalと一緒に、未来のマスクを考えよう。

結果発表 2020/03/17(火) - 2020/04/09(木)

FabCafe Globalと一緒に、未来のマスクを考えよう

大規模な山火事やウイルス流行、国全体のデモ活動など、いま世界で起こる様々な出来事により、マスクの存在価値が急上昇しています。また今年のCOVID-19(コロナウイルス)の影響により、世界中の主要都市で医療用のマスクの需要が高まると同時に価格が跳ね上がり、「マスク不足」が社会問題となっています。

変わりゆく世界と深刻化する課題に対し、FabCafe Globalは世界中のクリエイターから「未来を変えるマスク、または代用できるプロダクト」のアイデアを募集します。
ジャンルは不問。自由な発想から生まれた、マスクに関する新しいアイデアをお待ちしています!また、「白鳩賞」に選ばれた作品は株式会社白鳩と共に試作品制作を行うことが出来ます。

募集するもの

機能性に優れたものから、思わず装着したくなるようなスタイリッシュなものまで、ジャンル問わずあらゆるタイプのマスクのアイデアを募集します。応募時点では、プロトタイプはもちろん、スケッチイラストでも構いません。

PM2.5やCOVID-19の深刻化が進むなか、外出時のマスク着用の義務感や、長時間マスクを着用する窮屈さを感じることがあります。そんな課題を解決できるようなマスクを求めます。

日々「必需品」となっていくマスクを、あなた自身のアイデアでアップデートしてみてください。

3Dプリンターで制作されたコロナウイルスに対するマスク

審査基準

下記の審査基準で受賞作品を選出します。

コンセプト:

アイデアのコンセプトや作品を通して伝えたいことがが表記されているか。

創造性:

新しく斬新な創造性から生まれたデザインかどうか。

機能性・使いやすさ:

実際にマスクを利用した際に、従来のマスクのように防護する役割を持っているかどうか。また、何度も使いまわせる洗浄可能なプロダクトアイデアか。
(※本アワードが募集するマスクは、医療的な部分は考慮していません。)

こんな人におすすめ

プロダクトデザイナー、デザインを勉強する学生、DIYや新しいものを考えることが好きな人

賞について

受賞作品は、FabCafe Tokyoで展示され、FabCafeグローバルのもつメディアコンテンツで紹介されます。

  • 各審査員賞 賞金1,000USD (4点)
    ※加えて株式会社白鳩が試作品制作の検討をします
  • 白鳩賞 賞金3,000USD (1点)
    ※株式会社白鳩が試作品制作を行います
  • FabCafe賞 (1点)
参考:FabCafe Tokyoでの展示


バナーイラスト: Gongkan

本ページのビジュアルデザインは、有名なタイのアーティスト・Kantapon Metheeku(Gongkan)によって制作されています。バンコクとニューヨークの両方に拠点を置く彼の作品は、日常生活、ファッション、人々の関係から着想を得ています。

全体スケジュール

募集開始2020年3月17日(火)
募集締切2020年4月9日(木)23:59
結果発表4月中旬ごろ
展示5月中(展示方法は追って受賞者と個別相談)

審査員

Dr. Kenneth Kwong Si-san/鄺士山博士

香港中文大学元講師

香港中文大学の元化学講師。30年以上の化学講師をしており、香港では「化学のゴッドファーザー」として知られている。「HK MASK」プロジェクトの革新者であり、COVID-19(コロナウイルス)病の発生中に手術用マスクの不足に対処するために再利用可能なマスクを製造することを目指している。

Pichit Virankabutra/ พิชิตวีรกานต์บุตร

TCDC Director of Creative Space Development Department

タイのクリエイティブ業界の主要な公共機関であるタイクリエイティブアンドデザインセンターのグラフィックデザイナー兼宇宙開発ディレクター。 2004年からTCDCの一人として、バンコクの Charoenkrungの開発など主要な都市文化地区計画プロジェクトを率いている。


Maibelle Lin/林怡君

Pinkoi共同創設者/CPO

Pinkoi共同創設者/クリエイティブ・ディレクターとして、Pinkoiのプロダクトサービス開発やデザイン方針、ユーザインタフェースを担当。デザインが大好きで美学にこだわり、ユーザーエクスペリエンスをわかりやすくまとめる事が得意。Pinkoiのプロダクト開発とビジネス策略において、従来の枠を飛び出してマーケティング全体に影響力を持たせようとしている。


大村卓

プロダクトデザイナー

設計事務所、建築金物メーカーを経て2009年oodesignを設立、おもに生活雑貨や文具など身の回りのもののデザイン、自社オリジナル製品開発などに取り組んでいる。だんだんユルいものへの興味も隠しきれなくなり、製品化には至らないようなアイデアの断片をしばしばTwitterで発信している。 Website: https://www.oodesign.jp/ Twitter: https://twitter.com/trialanderror50

免責事項

本チャレンジはデザインに対する認識を高めることを目的として開催されており、COVID-19(コロナウイルス)の影響を受けた人々に助言や援助をすることを目的としたものではありません。FabCafeとLoftworkは医療の専門家ではないため、AWRDウェブサイトにアップロードされたマスクデザインの有効性を主張することはできません。

主催

FabCafe

FabCafeの「Fab」という言葉には、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeは、その”Fab”スピリットをおいしく、楽しく、わかりやすく伝え、そして広めていく場所です。人が集うカフェという空間に、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。スペシャルティコーヒーに、新鮮な野菜とたっぷり使ったフード、パティシエによるスイーツなどを提供。様々なクリエイティブコミュニティが集います。

Website:https://fabcafe.com/

協賛

株式会社白鳩

白鳩は、日本で初めて一般用マスクを開発したメーカーです。製品の利便性や耐久性のみに拘ったモノづくりではなく、使用する人の目線に立ったモノづくりを心がけ、製品や縫製技術を通じて関わるすべての人に気持ちよく、うれしく感じてもらえるモノづくりを提供しています。

Website:https://www.shirohato-net.com/

お問い合わせ

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