生野区の企業と共に、ものづくりを面白がるプロダクトを創りませんか?
今年で2年目となる生野ものづくりタウン事業(通称:IMT)。
「ものづくりを面白がる」をコンセプトに大阪市生野区のものづくり企業5社と新たなものづくりに挑戦するプロジェクトです。
個性あふれる5社とともに、毎日を「ワクワク」させるものづくりに挑戦するデザインパートナーを募集します。
生野ものづくりタウン事業とは?
生野ものづくりタウン事業(IMT)は、ものづくり企業と、地域内外から招き入れたクリエイターが協業し、新商品・サービス開発に向けて、互いにものづくりを面白がりながら進めるプロジェクトです。
プロジェクトの発信を通じて、大阪市生野区のものづくりの魅力を伝え、さらにものづくりを面白がる人々を招き入れることで、地域ブランディングと地域活性化をめざします。
募集テーマ
毎日を「ワクワク」させるプロダクト
テーマは、『毎日を「ワクワク」させるプロダクト』。ものづくり企業がプロダクトを「つくる」ことの楽しさを覚え、生み出されたプロダクトが人々に「つかう」ことの楽しさを感じさせる、そんなワクワクさせるプロダクトを生み出す。
生野ものづくりタウン事業(通称:IMT)は、「ものづくりを面白がる」というコンセプトのもと、新しいものづくりに挑戦する中で企業とクリエイターが一緒に「ワクワク」しながら駆け抜けるプロジェクトをめざしています。
ものづくりは本来、ワクワクするもの。
つくり手やつかい手だけでなく、関わる全ての人たちを「ワクワク」させる。
そんなプロダクトアイデアを募集します。
「ワクワク」させるプロダクトとは?
- つくることが楽しくなる
- つかうたびに楽しさを感じることができる
- これからの可能性を感じる
対象企業
企業ごとにプロダクトアイデアを募集します。
※応募点数に制限はありません。複数の企業への応募も可能です。
対象企業 | 主な技術や商材 | テーマ(作りたいプロダクト) |
---|---|---|
株式会社山岡金型製作所 | 眼鏡関連の射出成型用金型を製造 インテリア雑貨の製造販売 | 曲線美を追求した金型から生み出される射出成形品 |
カナビー株式会社 | 1 軟質PVCシートのラミネート・エンボス加工 2 工業用、建築用、家庭用等の合成樹脂材料の製造及び販売 3 プラスチック製品の製造及び加工 4 ビニールシート・マット通販オンラインショップ「ダブルベイ」の運営 | 軟質PVC(ポリ塩化ビニル)の魅力を引き出すはじめてのフラッグシップ商品 |
株式会社現代工業 | 【金属・非金属板金加工全般】 建築金物・装飾ディスプレイ・看板製作(鉄・SUS・アルミ・真鍮・銅) | 曲げ加工を生かした人の役に立つプロダクト |
株式会社北尾化粧品部 | 化粧品のOEM・スキンケア自社商品の販売 | 日本の美を表現したシンプルで上質なコスメ |
株式会社三栄金属製作所 | 金属プレス加工・パンチング加工 金型設計製作 | パンチングメタルの成形技術を活用したプロダクト |
参加のメリット
- フィールドリサーチへのご招待
※訪問先:新潟県燕・三条市(渡航費・宿泊費は主催者側で実費負担)
- プロジェクトを通して、生野区役所や生野区の企業とのコネクションができる。
- 豊富な経験を持つクリエイターからアドバイスを受けることができる。
ロイヤリティ契約(プロダクト化した場合、下代の5%)
※本プロジェクトにおけるプロダクト化に限ります。
※実際の契約条件については、協業決定後に企業と応募者との交渉により決定します。
こんな方におすすめ
- 新しい分野に挑戦したい
- ものづくりの分野で活躍したい
- 行政主導のプロジェクトで新たなものづくりに挑戦したい
- カタチのデザインだけでなく、ブランディングも行いたい
- 商品のデザインだけでなく、販路などサービスデザインにも挑戦したい
令和6年度生野ものづくりタウン事業(IMT)スケジュール
▼プロダクトアイデア公募
7月1日(月)〜8月30日(金)23:00まで
▼オンラインイベント
7月16日(火)14:00〜16:00
▼リアルイベント
8月2日(金)18:00〜20:30
▼応募締め切り
8月30日(金)
▼3名の審査員による1次審査
9月11日(水)
※1次審査通過者には、9月13日(金)までにメールにて個別にお知らせいたします。
▼対象企業による2次審査
9月18日(水)午後
▼審査結果発表
9月20日(金)
メールにて個別に採択をお知らせします。
本AWRDにて発表を行います。
▼プロダクト開発のためのフィールドリサーチ
10月2日(水)〜10月3日(木)
新しいものづくり探究のために、参加企業と共に新潟県燕・三条市へ訪問しフィールドリサーチを行います。
※採択されたクリエイターの皆様は必須参加となります。
▼プロダクト開発期間
10月上旬〜2月中旬
▼メンター3名とのアイデアブラッシュアップ(中間報告会)
11月13日(水) ※オンライン環境あり。
プロダクト開発の進捗報告、メンターとのアイデアブラッシュアップを行います。
▼1期生との進捗共有会①
12月13日(金)午後 ※オンライン環境あり。
▼1期生との進捗共有会②
1月20日(月)午後 ※オンライン環境あり。
▼プレプレゼン
2月14日(金)午後 ※オンライン環境あり。
成果報告会へ向けた最終調整を行います。
▼成果報告会
2月28日(金)大阪市内を予定。
本プロジェクトの成果発表を行います。
※採択されたクリエイターは現地参加をお願いいたします。
審査員
村田 智明
株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS 代表取締役
大阪市立大学工学部応用物理学科卒。三洋電機退社後、1986年ハーズ実験デザイン研究所を設立。現在はデザイン思考から企画開発をサポートするデザインシンクタンクとして活動。提唱するS.S.F.B法や感性価値ヘキサゴングラフなどがワークショップツールとして広く活用されている。プロダクトを中心に、Gマーク金賞、DFAグランプリ、RED DOT BEST OF BEST、ジャーマンデザインアワードWINNER賞、iF DESIGN AWARD GOLD、ソーシャルプロダクツアワード大賞、DIA SilverAwardなど国内外のデザインアワードで200点以上を受賞。オムロンの血圧計「スポットアーム」やMicrosoft「Xbox360」を始めとする世界記録的な販売数を達成したデザインで、Newsweekの「世界が注目する日本の中小企業100社」に選定される。自ら運営するコンソーシアムデザインブランドMETAPHYSは、「行為のデザイン」に基づいて協賛企業のコアコンピタンスを活かし、開発から販売までを実践している。
菊地 凌輔
株式会社マクアケ プロジェクト推進本部 執行役員
1993年兵庫県生まれ。 関西学院大学在学時に、教科書を半額以下で買えるサイト「cacicoテキスト」を立ち上げYahoo!ニュース、ITmediaなど100以上の媒体に掲載。 2015年1月(株)マクアケ (旧サイバーエージェント・クラウドファンディング)へ入社し、Makuake関西支社の立ち上げ1人目として参画。 2019年12月東証マザーズ上場を経験し、2022年10月より執行役員就任。 プロジェクト開拓やキュレーション、審査部門を統括し、実行者さまの売上最大化をミッションにしています。 また、2021年より地域活躍人材育成を目的とした社団法人「イヒ」の専務理事として兵庫県三田を中心に活動しています。
友安 啓則
株式会社友安製作所 代表取締役社長
1978年生まれ。大阪府出身。高校1年からアメリカへ留学、City University of Seattleにて経営学修士 M.B.A.を取得。 大学在学中から商社で働き、友人とともに車のパーツを輸入販売する会社を立ち上げる。 2004年に帰国、父親が営む線材加工製造業の友安製作所へ入社し、インテリアの輸入商材を販売する新事業を立ち上げる。 2005年にWeb事業部を立ち上げ、オンラインショップでの商品販売をスタート。 2016年2月に代表取締役社長に就任。 東京浅草橋と大阪阿倍野にて、インテリアとDIYとカフェの融合をコンセプトにした「友安製作所Cafe」を運営し、リアル店舗での販路拡大やDIYワークショップを行う。
審査基準
1. デザイン性と独自性
デザインが優れている。今までにない価値を生むデザインである。
2. 提案力
アイディアの説明や提案が伝わりやすいように表現できている。
3. ものづくり企業への理解力
提案するアイディアがものづくり企業のこと(強み、弱み、業界など)をよく理解し、反映できている。
4. 受け手の意識
ターゲットや目的が明確であり、アイデアが「これは必要だ」と必要性を感じることができる。
5. 実現性と市場性
実現性の高いアイデアである。なくてはならないプロダクトとして浸透する可能性を持ち、かつ市場性、社会性が感じられる。
主催
生野区は大阪市の東南部に位置しており、現在では約80国の方々が暮らしている国際色豊かなまちです。戦前、鏡・メガネ・マッチ・食品といった日用品のものづくりのまちとして発展を始め、高度経済成長期に金属加工、ゴム・ビニール製品製造業などが発展しました。下請け工場が多く、コスト競争や後継者不足といった課題を抱えながらもIT、デザイン、福祉、環境などを切り口とした新たなものづくりに現在は取り組んでいます。
1948年創業。一本のネジから始まった友安製作所。元来のものづくり企業としての強みを活かしたオリジナル商品の企画開発・販売をはじめ、約4万点のインテリアアイテムを販売するEC事業を展開。
その他にも、カフェ、工務店事業、メディア事業、レンタルスペース事業、まちづくり事業と派生的に事業展開を行う。
「生きるをあそぶ」をスローガンに、商品・サービス等を通じて、それぞれの人の個性(カラー)にあったより良い人生、暮らしの選択肢を提供し続け、ビジョンである「Add Colors to everyone’s
Life. -世界中の人々の人生に彩りを加えること-」の実現をめざす。
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