審査員の皆様からの、応募プロジェクトに向けたメッセージをご紹介します!
人間は誰でも毎日のルーティンが大好きで、自分の居場所や身の回りのものがいつもどおりであることに安心を覚えます。
自然と大きな変化を嫌い、先延ばしにして回避する傾向があるものです。
これまで利益にばかり気を取られ、健康であることに重きを置いてきませんでした。
知らず知らずのうちに私たちは新しい時代のニーズや考えに疎くなっていたのかもしれません。
しかし、“ニューノーマル”への転換を迫られている今、これまでに対処すべきだったことにこれ以上目を背けることはできなくなりました。
この困難な時代は逆に、本当に必要で大切なものを再評価する機会なのだと考えると、ある意味ホッとする気持ちも芽生えてきます。
新しい道を切り開くことができるのは、新たな熱意と活力です。
今大切なのは、それがサービスであろうとプロダクトであろうと、私たちを取り巻く環境にあったかどうかに関わらず、人々の心の機微に触れるような、豊かな発想で意味のある体験を生み出すことにあるのではないでしょうか。
私は個人的にこれから始まるこの新しい冒険を楽しみにしています!
ーアストリッド クライン
まず、はじめの一歩を踏み出すことが大切です。
あまり未来のことを考えすぎずに、一歩を踏み出してみてください。
そうすれば二歩目にいけるはずです。
ー佐渡島庸平
課題解決がプロジェクトの基礎だと考えていますが、課題解決のためには素晴らしい課題発見・課題設定が必要です。
自分の気持ちに素直になり、周りをよく観察し、何が本当の課題なのか、言葉になっていないあなただけの“問い”と出会えることを楽しみにしています。
ーハヤカワ五味
渋谷は、不思議な街だ。
情報と新しい事業が、スクランブル(呼応)しながら成長する。
でもどんな情報が飛び交おうが、目指すところは変わらない。
そんな純潔なプロジェクトが、きっと世界を変えるのだ。
ー林千晶
チャレンジは発想力と実現性のバランスです。これからの日本が抱える課題をどのように解決できるか?夢のような発想はあっても実現しなければ意味はありません。かと言って実現性ばかりをみていると発想がチープになってしまいます。このバランスが重要なのです。言うのは簡単ですが実際に考えると非常に難題であることが分るでしょう。私も300以上の新規事業立案に関わってきましたが、その要諦は論理的な発想と未来を見抜く洞察力、それと最後までやり遂げる実行力と情熱です。特に発想力は、新規性やこれまでにない見方と思われがちですが、成功例をみると徹底した調査と論理的な思考の末にたどり着いたものが多いのです。これからの日本は、若い世代の活躍にかかっています。是非、日本における新たな事業を創発するようなチャレンジ提案を期待しています。
ー宇都正哲
何をするか?の前に、なぜ、やりたいのか?を見つけることが自らが継続し続ける原動力になり、仲間を巻き込む求心力となる。こころとからだで観察し、問い、素早く形にしてみる。その繰返しが、また新しい問いへとあなたを導いていくはずです。
ー石川俊祐
自分が望んでいて誰かも望んでいると思うものごとを実現させてください
ー藤井晴行