COMPETITION

SUWACKATHON

ミニ四駆を改造するハッカソンー 速いは正義!!精密加工技術でミニ四駆をハックせよ ー

レポート 2017/07/21(金) - 2017/08/10(木)

参加する諏訪市のものづくり企業情報

株式会社小松精機工作所
http://www.komatsuseiki.co.jp/

<提供できる技術>超微細粒ステンレス鋼:超微細粒ステンレス鋼の特徴は、引張強度が一般材の2~3倍!有る事です、提供できる材料はφ2.6mm以下の棒または線材です(厚さ0.2mm以下の板材も有ります)ピコ秒レーザー加工:ピコ秒レーザー加工の特徴は、µmオーダーの高精度加工です、マイクロテクスチャ構造の加工などが行なえます。

<主要加工品目>腕時計ムーブメント部品のプレス加工部品
自動車関連のプレス加工ならび切削加工部品
ガソリンならびディーゼル用電子燃料噴射装置部品、ガソリン用燃料ポンプ部品
情報機器関連のプレス部品
光学ならび磁気式各種ストレージ部品(DVD・CD・HDD・FDD・HiFD、等)
医療機器関連のプレス加工ならび切削加工部品
内視鏡用処置具部品、低侵襲向け処置具ならび器具開発

弊社のプレス技術は腕時計ムーブメント部品の加工を源流とし40年以上の歴史を有しています。自動車関連としては1987年にプレス化に成功したオリフィスプレートがプレス加工技術として代表的な部品で、ガソリンを微粒化噴霧する「斜め孔」は加工技術と併せ、流量管理と保証の為に孔径を「0.1μm」単位で管理する必要が有ります。近年、医療分野でじわりと利用が広がっている「超微細粒ステンレス鋼」は、金属の結晶粒を1ミクロン(1千分の1ミリ)以下に微細化し、合金添加や熱処理なしで材料強度を高めた優れた金属材料です。最近では世界最小級となる先端直径0.7ミリの内視鏡処置具(鉗子)を地元企業の連携で開発しました。

<期待すること>弊社が提供する「超微細粒ステンレス鋼」をミニ四駆の機構部品に使用する事で、従来材料の同機構部品(従来使用部品)と数値的な有意差がどの位有るものか興味があります。
※超微細粒ステンレス鋼の特徴は、引張強度が一般材の2~3倍!有る事です、提供できる材料はφ2.6mm以下の棒または線材です(厚さ0.2mm以下の板材も有ります)
弊社の加工技術「ピコ秒レーザー加工」を提供します、一般的な機械加工では出来ない極めて微小・微細な加工が可能です。ピコ秒レーザー加工の利用分野開発が希望成果です。
※ピコ秒レーザー加工の特徴は、µmオーダーの高精度加工です、マイクロテクスチャ構造の加工などが行なえます。

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有限会社デーデック

http://www.d-dec.com/

<得意な技術>線形80um~3mm程度の圧縮バネ、引っ張りバネ

<主要加工品目>線形80um~3mm程度圧縮バネ引っ張りバネ

<期待すること>弊社では、内側で活躍するバネの製造は基本とし、新しい考え方として、一つのバネ単体で何かの商品になり、皆様の「いいものないかな?」に、マッチング出来る商品の開発をしています。「主婦目線」であったり、「職場からの目線」であったり、「子供目線」であったりと、様々な「目線」で開発をします。

特に、これまでは異素材や異なる製造工程で製作していたものを、バネで置き換えたりなど、新たな可能性を模索していければと思います。新たにチャレンジすることが好きで、特にマニアックな技術相談などが好きな変態気質です。これまではバネの造形をどう変化させるかに焦点をおいたチャレンジが多かったのですが、今回は「速さ」などの技術面でバネを活かせれるチャンスだと思い、大変興奮しています。(もちろん、デザイン面などあらゆる分野で対応していければと思います。)

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株式会社松一
http://www.matsu-ichi.co.jp/

<得意な技術>板厚0.1mmのステンレス板へφ0.03mm細穴切削加工や パイレックスガラスに0.55mmピッチで φ0.5mmの穴群の切削加工など、諏訪地域の中でも高い技術を有した超精密切削加工技術

<主要加工品目>研磨加工(超高精度バフ研磨による鏡面加工など)H28 SUWAデザインプロジェクト参画(磨くSUWA)顕微鏡下での微細バリ取りM/C加工後の自動装置では取り切れないバリを顕微鏡下で。CO.05以下の面加工を含むバリ取りを行っている技術開発研究室設計、試作加工等を請負う医療機器部医療機器開発グループSESSA内にて組立工程を担当

<期待すること>今回のハッカソンにおいては弊社の「磨きの技術」及び「微細のバリ取り」の技術提供を通じて参加します。弊社では「削る」の切削加工、「磨く」の研磨加工の両面を得意としますが、特に磨きに関する超精密加工は精密加工が得意な諏訪圏内においても非常に高い技術を有しています。かつての“東洋のスイス”と言われた時代からも、腕時計の裏蓋を磨く技術などを通じて高めた磨きの技術は、昨年のSUWAデザインプロジェクトなどを通じ、鳥取のたたら製鉄など新たな分野との連携を生みました。また、代表取締役の松澤正明は、研磨の匠でもあり、兵庫県立大学の「匠の技プロジェクト」の一員として大学院博士課程に在籍しております。マイクロレベルでの超高精度バフ研磨による鏡面加工分野ではRa一桁nm加工も可能です。

また、バリ取りに関してはM/C加工後の自動装置では取り切れないバリを顕微鏡下で。CO.05以下の面加工を含むバリ取りを行っており、磨きの技術を軸に各種部品に付加価値を加えることができます。

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株式会社エー・アイ・エヌ
http://www.ain-inc.co.jp/

<得意な技術>近距離無線通信技術、電池駆動による低消費電力システムなど

<主要加工品目>・電子部品の基板への実装・製品組立~梱包・電子回路設計・組込みソフト開発

<期待すること>各種センサーを使いミニ四駆を制御できないか?を検討したい!たとえば加速度センサーで角度を検出し上り坂ではハイパワー、コーナーではパワーを落としコースアウトしない等のコントロールを行う。また外部からどのレベルの加速度か分かる様にLEDで表示(色の変化?)を出し視覚的にも楽しめるようにする。

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株式会社 丸安精機製作所
http://maruyasu-seiki.co.jp/http://lauretts.jp/

<得意な技術>・”超美麗切削加工” による、外観部品加工・ローレット加工・スピン加工・ダイヤカットなどの装飾加工・自社ブランドLaurett’s 製品 (第一弾万年毛筆(筆ペン)は埼玉県浦和市に本社を置く開明(株)と共同開発。H29.6に商品化)

<主要加工品目>・カメラ・オーディオなどの高級家電パーツ・国内外高級自動車内装パーツ・医療機器部品・材質はアルミ・樹脂・真鍮などが中心

<期待すること>弊社では前述のようにローレット加工・スピン加工・ダイヤカット加工などの装飾加工を中心に、目や手に触れるような部品=外観部品を多く製作しています。全工程完全削り出しで創りだす製品は素材の質感を最大限に活かし、美しく高級感溢れる仕上がりです。 今回のプロジェクトにおいても「外観」や「加飾」といった部分ではもちろんですが、その枠に囚われる事なく、別の目線から今まで思いつかなかったところでの自社技術の活用が出来ればと思います。(デザイン面であったり機能面であったり・・・)

IoTなどの新分野に関する取り組み現状でまだ参入をしているわけではありませんが、IoTなどの新分野への参入も検討しています。 新分野とのマッチングにより今後の自社商品開発等、弊社としても新たな展開を期待しています。

ミニ四駆について第2次ブーム時「レッツ&ゴー」のようにマイクロチップ搭載のコンピューター制御で、「今だ!行っけぇぇー!!!」みたいな声なんかにも反応して加速したり、特殊機能を発揮したり、あの時はまだ空想の世界だったものをいよいよ具現化できれば! VR技術で実際に走行画面が見れて、ミニ四駆を運転するかのように制御するなど、今だからこそ注ぎ込める最先端技術が応用出来たら面白いなと思います。

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