glowing air-bubble clock

glowing air-bubble clock

glowing air-bubble clock

　特別な年となった今年、それでも淡々と流れ続ける時間を、液中を上昇する気泡群で可視化しました。光を反射して煌めく気泡群は、多様な模様を織りなし、時折時刻を表示します。電子的なデジタル表示装置と異なり、個々の気泡はゼロイチで表しきれない不均一さをもっています。そんな自然の揺らぎを伴いながらゆったりと上昇する気泡群は、時間の流れの中に置かれている自らをも柔らかに意識させます。
　こんなものができたら面白いはず！と思いついたのは30年ほど前、残念ながら当時の私には時間も技量もありませんでした。しかし今、Makersにとって幸せな環境が充実してきたおかげで、回路やソフトのプロでない私にも具現化できました。
　特別な部品は使わず通販で調達できるものばかりで構成されています。レーザーカッターさえ使えればどなたでも作ることができるよう、必要な情報は開示していますので、Makersの皆さんにもこの淡々と流れるゆったり感を味わって頂きたいです。

Time is flowing continuouly even this special year. “glowing air-bubble clock” visualize such time flow by drifting air-bubbles in liquid.
“glowing air-bubble clock” displays some graphics and the time by illuminated air-bubbles. Unlike LED matrix display, slowly drifting, glowing air-bubbles with some fluctuation make us aware of ourselves living in continuoulsy flowing time.
About 30 years ago, I imagined this idea but I did not have enough time and skill to realize it. Thanks to remarkable improvement for Makers, we can make original goods without professional skills. I’m not a professional engineer of electronics and software, but I have realized my idea by myself.
I hope this is also made by other Makers for their relaxation. I fully opened technical data for them.

ESP8266で、8つのソレノイドバルブの制御、カラーLEDの制御、WiFiアクセスポイントを立ち上げてWebページの作成、ブラウザ経由で表示文字列や動作パラメーター修正を受け入れて動作に反映、メンテナンス情報としてAmbientに各ソレノイドバルブの動作回数をアップロード、などを実施しています。
本作では、外形120mmx高さ260mmのガラス花瓶に、グリセリン液を入れています。アクリル板とMDF板をレーザーカッターでカットした部品はありますが、通販等で入手できる部品で作ることができます。

ESP8266 controls 8 solenoid-valves, color LEDs, WiFi-Access-point with Web page, receive text data to display, etc. via web-browser on PC or smartphone, upload operating numbers of each solenoid-valves to cloud data service for future maintenance use.
Glycerin is filled in the glass vase; OD120mm Height260mm.

https://www.instructables.com/Glowing-Air-Bubble-Clock-Powerd-by-ESP8266/

https://youtu.be/hw06hDYq7kQ

https://sunshine150.wixsite.com/kzjs

電子回路やソフトウエアのプロではなく、アマチュアMakerとして楽しんでいます。
電機メーカ勤務34年の後、IAMASに入学し2016年度修了しました。その修士研究のフィールドワークとして始めた活動を「教材自作部」と名付け、デジタルファブリケーション技術のワークショップ開催や設計・製作の支援を通じて、より個に適した教材・教具の自作が可能となることを目指しています。

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