CREATIVES

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「→使い続ける展」

私たちパナソニックのデザイナーと技術者は、目指すべきサーキュラーエコノミーの姿を構想する社内活動に2022年度から取り組んできました。この活動では「使い続ける」をキーワードに、魅力的で大きな道筋を提案。サーキュラー型コンセプトのデザインやものづくりプロセスの変革を通じて、「使い捨て文化」から「使い続ける文化」に変えていくきっかけにしたいと考えています。
これはメーカー一社だけでは到底成しえないため、活動の中から生まれた様々なアイデアは、構想段階から広く一般の方にご紹介しご意見を伺ってブラシュアップしていく「社会共創」を目指すことにしました。循環型のくらしや自然との共生を深く考えるのにふさわしい、京都の禅寺である「両足院」を会場に、サーキュラーエコノミーの考え方に基づく家電のプロトタイプや素材を展示する「→使い続ける展」を2023年10月に開催。会社員や一般市民、学生など、10日間で延べ300名の方にご来場いただきました。
また期間中、α世代の子どもたちと親御さん計7組を対象に、掃除機の組立を体験して頂き、これからの掃除機を考えるワークショップも開催しました。

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