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十五の心
石川啄木の短歌から着想しました。
――
こずかたのお城の草に寝ころびて
空に吸はれし
十五の心
――
私も青空を見て悩みをひととき忘れられたことがあります。
「空に吸はれし」を渦で表し、思春期の尖った気持ちや傷つき易さを直線の引っ掻きで表しました。
盛岡城跡公園には見事な桜並木があります。啄木の時代にあったかは定かではありませんが、当時と今も人の心は変わらないなら描いてしまおうと思いました。
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こずかたのお城の草に寝ころびて
空に吸はれし
十五の心
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私も青空を見て悩みをひととき忘れられたことがあります。
「空に吸はれし」を渦で表し、思春期の尖った気持ちや傷つき易さを直線の引っ掻きで表しました。
盛岡城跡公園には見事な桜並木があります。啄木の時代にあったかは定かではありませんが、当時と今も人の心は変わらないなら描いてしまおうと思いました。
