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Whisper of bubble

何処までも暗いのに、淡い泡だけはハッキリと見える。
ネットリと、身体にまとわりつくような、粘性の高い水の中を、
遠くから見た観覧車みたいにゆっくりと沈んでいく感覚。

底へ向かっているのか。
それとも、ただそこに停滞しているのか、
それすらも分からないほど、緩慢に、生きる事みたいに退屈な速度。
 うねり。
 もがき。
 思い出す。

淡く、色の付いた水泡が昇る。目蓋の上をかすめて、無数の小さな泡へ。

- Whisper of bubble -

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