CREATIVES

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記憶のたまり場

 心のうちをシュルリアルに表現する方法がないかと思い悩んだ末に、思い切った構図で心象的な風景の作品を制作しようと思い立った。お互いに反対方向を向く二つの横顔の間から向こうの風景(心のうち)がのぞく。そこには、螺旋階段、ビル群などが見える。この作品を制作する過程で、過去の記憶の交錯、心の葛藤、根拠のない先行きの不安などが思い起こされてきた。

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