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てるてる玉

新たな形やサイズ、柄などにはこだわらず、今ある既製のものを使い商品にと考えました。
私どもの提案は『十二単を着たテルテル坊主』です。

最近はうんと見なくなった気がするテルテル坊主。
晴れを願う時に吊るすもの。 
晴れたその後には昔は供養して川に流すなど、取り除いてしまうのが一般的でした。
そして地域によっては逆さまに吊るすことにより雨を願うなど諸説あります。

私たちの考えるテルテル坊主は通年飾って置けるのが目的です。
十日町で作られる着物の落とし(端切れ)を使い、幾重にも重ねることにより存在感を出します。
使用しない時、逆さまにすると玉になり、着物を身近に感じるお部屋のインテリア小物にします。

『十日町のお土産に』をコンセプトに考えました。

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