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ねったバッグ

妻有の土地を写真で見たとき、『棚田の広がる里山で寝転がりたい!!』と素直にそう感じた。
わざわざこの地に訪れるお客さんは普段とは違うモノを見たり非日常を体験したいのだと思う。
地を訪れ、土に触れ、風の音、花の香り、ひんやりした芝、ゆっくり動く雲、のんびり飲むお茶、
地域の人との会話。ちょっと留まる事で見え方も感じ方も全然違うのではないかと。
この穏やかで美しいロケーションを全身で感じられる様なバッグにしたい。
よくあるecoバッグのような物では結局押入れの奥にしまわれてしまうので、
大地芸術祭が終わっても日常で使いたくなるデザインを目指した。

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