傷

2011年前期制作。制作期間は3カ月くらいです。
「見た目の似ていない双子」の精神的な繋がりを表現したくて制作しました。
現実の双子はあまりそうではないのですが、フィクション上の双子というのは、それだけで特別というか、「双子」という設定がついた瞬間その物語上で2人はほかの登場人物に­はない強い繋がりがあると言われているようで、そういう感じが私はすごく好きだなあと思ったのがこの作品を制作するきっかけでした。
ちゃんとしたストーリーのあるアニメーションを作るのが初めてだったので、脚本から背景、音など今まであまり気にしていなかったことがたくさんあり、とても苦労しました。
特に、アニメーションは画面に映るもの、聞こえる音全部が1から作り世界を構築しなければいけないのでとても勉強になりました。

また、この作品は京都シネマでの大阪成蹊大学芸術学部上映展MADELERに出品させてもらった作品です。
企画運営も一緒にやっていたので大変でしたが、とても楽しかったです。