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一点が持ち上がった東京額縁

建築
本来様々な物を額という“枠”に入れることで主となるものを際立たせてきた東京額縁。
生活スタイルが多種多様になっていくにつれ、その“枠”も型を外した自由性を持つ必要に迫られている。

今までの技術を集結させ、そのまま立体的な額にすることによって、モダンな額に姿を変える。
そこにある、置かれるだけでも美しいインテリアフレーム。
それは漆塗りの真っ赤なフレームかもしれないし、銀箔によるシルバーのフレームかもしれない。
空間を切り取るフレームとしても、インテリアとして額単体でも成り立つものになる。
生活スタイルの多様性に合わせて、使う人の感性に合わせて、自由に置く・掛ける・被せる。

額は立体的になることで、全てより解き放たれ、自由になる。

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