CREATIVES

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from Japan

その他
あらゆるプロダクトは資源が必要であり、その資源は無限ではありません。そこで今回の“東京の資源”というテーマから「日常で捨てられてしまうもの」を「長く使えるもの」にするにはどうするかという点に着目しました。
そこで提案するものは「箸」です。最近割り箸から箸を使い持ち歩く習慣が見直されてきました。この箸をマイはしとして利用することにより資源を無駄にしません。尚かつプラスチック製のものが多い中で漆製のものは「箸」という日本の文化を再認識させてくれます。もちろん持ち歩きだけではなく、普通に食卓用で使ってもらいたいと思います。漆製というところから普段何気なく使っている箸を見直し、大事に使う気持ちを芽生えさせたいとも考えます。
デザインは日の丸を箸に落とし込みました。それだけのものですが日本のアイコンとして見慣れたものであり、主張し過ぎず箸のワンポイントとして見ることができるのではないでしょうか。

漆は海外でJapanと言い表すように、漆という素材には日本を感じることができます。
東京から世界へ、日本の文化をお土産としてこのプロダクトを持ち帰ってほしいと思います。

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