C o o l o o P

【 ガラス・オブジェで冷すエコ・サイクル・グラス 】

クーループは、グラス内底に隆起したガラス・オブジェの蓄熱性能(低熱伝導かつ高熱容量)
により、グラスを冷凍庫で急冷(5～10分)するだけで、あらゆる飲料を冷却～保冷。

　2009年の意匠出願～登録以降、江戸硝子の数社と生産上の相談を重ね、江戸硝子
ならではの多様な造形・装飾技術等により実現できる目処が立ちました。

　東京らしい資源である「いきな町人文化」の理解～活用により、「クールな機能美」を
下記の9章に意匠設計できました。

(1)　グラスを冷し⇒飲料を注ぎ⇒飲む(5～10分保冷)、繰返し冷却サイクルの継続。
(2)　主流の氷による飲料冷却の問題である、融水の飲料稀釈による香味悪化を解消。
(3)　江戸時代から氷が使えなかった日本酒の他、ビール、ワイン等も適温で保冷。
(4)　ロック用の丸氷も代用し、氷の衛生管理～製氷のエネルギーとコストを解消。
(5)　EARTHとFUJI、2タイプのオブジェ(無垢)が、飲料に見え隠れする景色も演出。
(6)　底面の各模様は、伏せ置き、注ぎ、透かし見、乾杯の際等に移ろう景色を演出。
(7)　オブジェ廻りの円環状の溝が、砂糖やコーヒー等の粉末の回転溶解を容易化。
(8)　オブジェ上部の溝は、飲料が絵柄を染め、製氷すると、やがて浮いて補助冷却。
(9)　水の国の首都から、水資源の節約～循環型社会、地球温暖化防止等をアピール。

大江戸の大東京には、エコでアートなCoolooPの硝子ロックが似合います。