- 903
"All I Need Is The Pencil & Paper." (紙とえんぴつさえあれば)
始めから終わりまでiPadのみで作製。アプリはArtrage。デジタルだけれど、キャンバスに油絵で描いたような温かみのある作品にしたかった。
紙のぱらぱらくるりとした感じ/形が好きで、紙はよく描くサブジェクトのひとつですが、今回はくるりの醍醐味であるトイレットペーパーを入れてみました。昔から私は鼻を噛むにもボックス入りティッシュペーパーよりトイレットペーパーを好んで使っています。あの巻いてある感じがとても好きみたいです。しかし、いざ絵に描いてみると、トイレットペーパー=トイレ=美しくないという感じがするのは拭えず、どうすれば、私が普段感じているトイレットペーパーの形の美しさを絵の中に取り入れることができるか、というのが挑戦と言えば挑戦でした。また、紙と鉛筆はクリエイティブな仕事をしている人たちにとっては、日常的に必要な道具であります。しかし、私はiPadで絵を描くようになってから、紙と鉛筆から遠ざかってしまいました。彼らを描くことによって、せめて私の感謝の気持ちを表すことができればという思いもあとづけであります。
トイレットペーパーをたくさん雲の上に描いているときは、これは失敗したかなと不安ながら描いていましたが、雲の下に、鉛筆の並んだ世界を描き加えて行ったら、気持ちが一気に軽く明るくなって、オッケーオッケー、大丈夫ってな感じになったのが不思議でした。人が潜在的に持っている物への固定観念というのは思っているよりも根深いものだなと思いました。
紙のぱらぱらくるりとした感じ/形が好きで、紙はよく描くサブジェクトのひとつですが、今回はくるりの醍醐味であるトイレットペーパーを入れてみました。昔から私は鼻を噛むにもボックス入りティッシュペーパーよりトイレットペーパーを好んで使っています。あの巻いてある感じがとても好きみたいです。しかし、いざ絵に描いてみると、トイレットペーパー=トイレ=美しくないという感じがするのは拭えず、どうすれば、私が普段感じているトイレットペーパーの形の美しさを絵の中に取り入れることができるか、というのが挑戦と言えば挑戦でした。また、紙と鉛筆はクリエイティブな仕事をしている人たちにとっては、日常的に必要な道具であります。しかし、私はiPadで絵を描くようになってから、紙と鉛筆から遠ざかってしまいました。彼らを描くことによって、せめて私の感謝の気持ちを表すことができればという思いもあとづけであります。
トイレットペーパーをたくさん雲の上に描いているときは、これは失敗したかなと不安ながら描いていましたが、雲の下に、鉛筆の並んだ世界を描き加えて行ったら、気持ちが一気に軽く明るくなって、オッケーオッケー、大丈夫ってな感じになったのが不思議でした。人が潜在的に持っている物への固定観念というのは思っているよりも根深いものだなと思いました。
