本作品は, 作品体験中にその姿をスキャンされ, photogrammetryされるような体験を擬似的に味わうものである. これは, photogrammetryという手法は現実空間を仮想空間に持ち込むために使われる手段であるが, 仮想空間内の体験中に, 写真を撮られ, photogrametryとして体験中の自身をモデリングされたら違和感を感じるのではないか. という発想を元にした作品である. 実際には, 体験中に本当にscanしているわけではなく, あくまでmockであるが, 感じてもらいたく, primitiveな作品として制作した.
