type-Unicorn

More Than Humanはアートと医療器具の融合を通じ、身体の欠損からくるネガティビティをポジティブなものに変換していくプロジェクトである。美しいもの、カッコイイものを纏うことにより、身体の欠損を隠すのではなく「魅せる」という方向に導きたい。しかしながら、ユーザーによりその考え方は色々あるので、「魅せる」義肢というものも「選択できる」という状況を社会にもたらしたい。そのことにより障害が障害という認識ではなくなり、多様性の一部と認められる、よりオープンな社会を作り出していく。

type-Unicornのデザインは日本のサブカルチャデザインを抽象化したものである。日本のサブカルチャというと「カワイイ」という方向性が注目されがちだが、「カッコイイ」というのも重要なパートを占めている。そのカッコよさを抽象的に解体し再構築したものがtype-Unicorn及び、More Than Humanのデザインのベースになっている。

（英語テキストは下記のサイトを参照してください）