クラフトソンでできることを紹介します。
当日のスケジュールの詳細は後日発表しますが、以下のような体験ができるプログラムを事務局が用意しています。
1.
京都の多種多様な工芸やモノづくりの世界にどっぷり浸かり、知的好奇心を引き出す
アイデアを考えるための知識として京都の伝統産業や工芸、モノづくりのこれまでの歴史や取り組み・技術、工場(こうば)を取り巻く現場の声をお届けできればと思っています。また当日までに調べてきて欲しい情報や、読んできて欲しい課題図書も設定します。クラフトソンには企業や職人さんも参加予定ですので、気軽に質問や相談をすることも可能です。
なかなか覗くことができなかった工芸やモノづくりの扉の先には連綿と培われてきた人の技術や知識、工夫が詰まった世界が広がっています。きっとあなたの好奇心に応えてくれる発見がたくさんあるはずです。
2. 知識や経験が豊富な講師やメンターとの対話で、新しい視点を得る
クラフトソン当日にはあなたに新しい視点を与えてくれる講師が、その後の事業化に向けてはメンターが参加し課題やアイデアについて相談することが可能です。いずれもバラエティに富んだ複数のメンバーが参加予定で、「工芸やモノづくりの世界に詳しい方」や、「事業化に向けてのアイデアがが豊富な方」など様々な立場や経験からのアドバイスをいただくことができます。今までの生活では思いもよらなかったものの見方や考え方を得ることがあるかもしれません。クラフトソンが終わっても今までとは全然違う世界の見方をしてしまうかも?
3. 多様なバックグラウンドを持った人とのチームワークを体験し、違う価値観に出会う
今年のクラフトソンで大切にしていることのひとつは、「人と人の出会い」です。生活をしているだけでは決して出会うことがなかった違うバックグラウンドを持った人や、持っている技術や知識がかぶらない人とチームを組んでいただく予定です。
「アイデアの創出」という共通の目的に向かってワークを行う体験は、新しい価値観との出会いを意味します。時には少しだけ、ケンカをしてしまうこともあるかもしれませんが、新しいアイデアは摩擦の中から生まれてくるもの。違いを楽しみむことができれば、フリーの起業家やプランナー、デザイナーや職人さんに加え研究者や学生の方、年齢も職種もこえた大切なメンバーに出会える場所になるはずです。
4. 新規事業の企画・立ち上げを経験し、自分の意外な一面を探る
8月29日・30日のワークショップは、ゴールではなくスタートです。生まれたアイデアは事業化を目指し、2月の投資家等へ向けた最終プレゼンテーションまでチームメンバーで温めていくことになります。その中できっと今まで自分が体験したことのない役割を果たすことや、会得した知識や技術だけでは乗り切れない場面があると思います。「自分では人を引っ張ることが苦手だと思っていた」、「アイデアを出すってこんなに楽しかったなんて!」、そういった意外な自分の一面にもぜひ出会ってみてください。