超体験をデザインせよ
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓するプロジェクト/コミュティNEWVIEWは、ファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」を開催します。
テーマは、ULTRA EXPERIENCE(超体験)のデザイン。作品制作のツールは、誰もが簡単にVRコンテンツをクリエイト&発信できるプラットフォーム「STYLY」です。
3次元表現で新たなカルチャーを生み出す、次世代クリエイターの登場を期待しています。
SELECTION CRITERIA 審査基準
テーマ:超体験をデザインせよ
・新しさ/独自性:これまでのVRコンテンツにない新しさがあるか
・体験:体験を新たにするものかどうか
・インパクト:ファッション/ミュージック/アートなどカルチャーにインパクトを与えるものかどうか
審査について
応募ドキュメントとコンテンツをもとに、NEWVIEW AWARDS 2018 事務局が一次審査を行いファイナリストを選出します。その後、審査員による最終審査を行い、ファイナリスト作品から賞を決定します。
FINALISTS EXHIBITION
一次審査を経てファイナリストに選出された作品は、ファイナリスト展示会にて展示します。
開催:2018年8月末予定
会場:GALLERY X BY PARCO (渋谷区宇田川町13-17)
STYLYとは
NEWVIEWプロジェクトのデザインプラットフォームは、Psychic VR Labの「STYLY(スタイリー)」を採用しています。STYLYは、新たな表現・体験を生み出せるVRクリエイティブプラットフォームです。STYLYを活用することで、コンセプチュアルなショップ空間やインスタレーション、ギャラリーなどクリエイターのイマジネーションを際限なく表現した多彩な空間を構築できます。
またその空間を通じて、今までの現実では成し得なかった体験をインターネットの世界へシェアすることができます。
STYLY Official Site:https://styly.cc/
STYLYのコンテンツ制作に関するサポートは、STYLYユーザーグループで質問することができます。
STYLY助け合い所:https://www.facebook.com/groups/stylyusers/about/
STYLYの特徴
ドラッグ&ドロップ プログラミングは不要
STYLYは、プログラムの知識がなくてもWebベースのエディターを使い、ドラッグ&ドロップで直感的にVR空間をデザインできます。
10以上のプラットフォームから インポート可能
Instagramにアップロードした画像を含む様々な写真やYoutube動画、SoundCloudやMP3の音源はもちろん、PDFに3Dモデルなど様々なアセットをインポートできます。
3DモデルはSketchfab、Unity Asset Store、MAYA、Blender、SketchUp、さらにはGoogle Polyなどに対応しています。
デザインした 超体験をVRで
STYLYで製作したVR空間は様々なVR HMDに最適化され配信されます。
現在、HTC VIVE用クライアントはリリースされており、Oculus Rift, GearVR and Daydreamはまもなくリリース予定です。
参加資格
どなたでも、何点でも応募可能です(グループでの応募も可能)。無料です。
ファッション/ カルチャー /アート分野のVRコンテンツを募集します。VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVRコンテンツ作品が対象です。
制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。発表済みの作品も応募可能です。
賞について
2018/07/23 UPDATE
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ゴールド / Gold
1作品 賞金 20,000USD
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シルバー / Silver
3作品 賞金 5,000USD
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PARCO賞
1作品
・PARCOとタイアップしたVRコンテンツを制作できる権利 -
松武秀樹賞
1作品
・松武秀樹氏に作曲を依頼できるコラボレーション作品制作の権利+副賞 -
Kaleidoscope賞
1作品 ・受賞証明書
・1ヵ月のインターンシップ (XRテクノロジーを活用した最先端のアート・カルチャー分野で活躍している世界中のクリエイターと交流ができます) ※渡航費含む諸経費はクリエイター様負担となります。 -
CINRA.NET賞
1作品
・寿司くんこと、こやまたくや審査員が選出した作品のクリエイター様をCINRA.NETにて特集 -
DELL賞
1作品
・プレミアムゲーミングノートブック ※インテル® Core™ i9 プロセッサーと最新のGeForceグラフィックスを搭載する新世代の ALIENWAREノートブック。Cryo-tech V2.0と呼ぶ独自の冷却機構の搭載で、長時間安定したハイパフォーマンスを実現します。
審査員
デビッド・オライリー
アーティスト
1985年、アイルランド生まれ。デザイン、アニメーション、ビデオゲームを手がけるアーティスト。画期的なアニメーション映画『Please Say Something』と『The External World』を制作し、国際的な賞の数々を受賞し全世界で回顧上映も行われている。テレビ番組『Adventure Time』『South Park』の脚本執筆や、スパイク・ジョンズのアカデミー賞を受賞した映画『Her』で、架空のビデオゲームを制作した。2014年に初のインディペンデントなゲーム作品『Mountain』を、続いて2017年には『Everything』をリリース。『Everything』は、A MAZE、Ars Electronicaで大賞を受賞したほか、Wired、Polygon、AV Club、The New Yorkerなどで、Game Of The Yearを受賞。『Everything』は、ビデオゲーム史上初めて、アカデミー賞ノミネート作品の候補になった。
m-flo
プロデュース・ユニット
日本のプロデュース・ユニット。1998年にインターナショナルスクールの同級生の☆TakuとVERBALで活動を開始。後にLISAが加入し、99年にシングル「the tripod e.p.」でメジャー・デビュー。2003年、VERBALと☆Takuの2人となったm-floは、さまざまなアーティストとコラボしていくという「loves」シリーズで日本音楽史に“featuring”という概念を定着させた功績が大きく評価されている。2017年12月、オリジナルメンバーのLISAが復帰し、LISA・VERBAL・☆Taku Takahashiによる最強トライポッド「m-flo」が15年振りに復活。2018年に活動20周年を迎えるm-floが再び日本のメインストリームに新風を吹き込む。 http://m-flo.com
伊藤ガビン
編集者
神奈川生まれ 編集者。編集的に関わっていますという便利な言葉を使って、書籍、雑誌、ゲーム、グラフィックデザイン、映像、展覧会などの制作に携わり続ける。しかし、webメディアの編集を中心に「編集そのもの」をナリワイにしている。現在進行系のプロジェクトとしては、映像にフォーカスしたwebメディア『NEWREEL』、マンガを読む気持ちをブーストする『マンバ通信』の2つの媒体の編集長である。女子美術大学短期大学部教授。
松武秀樹
音楽家、シンセサイザー・プログラマー
1951年生まれ。71年より冨田勲のアシスタントとしてモーグ・シンセサイザーによる音楽制作を始める。78~82年、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)にプログラマーとして参加してレコーディングや世界ツアーに帯同、“YMO第4の男”の異名を取る。ジャンルを超えた多くのアーティストの録音に関わりながら、81年より自身のユニット「ロジック・システム」を始動し、アルバムの海外発売も実現。音楽とテクノロジーの融合による実験活動をし続けている。2017年第20回文化庁メディア芸術祭「功労賞」受賞。
Agi Chen
アーティスト
国立台南芸術大学の芸術創作理論の博士号取得。現代のマスメディアに対しての洞察を示唆するビジュアルアートを製作。アニメの色を入れ替えたその作品連は、集合的な視覚記憶を喚起する。2005年には台北芸術賞の1位を獲得し、ARCUSのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムなどのレジデンス・プログラムの招待を受けた。2014年には、福岡アジアアートトリエンナーレ、英国のSaatchi Galleryで開催された「Post Pop:East Meets West」展でも作品を展示しました。 2017年、台北2017 ユニバーシアードのオープニングビデオディレクターを務め、パフォーマンスイメージのデザインなどを行なった。最新の作品は、「2018 Happy Together -101 New Year's Eve Show」で、デザインと製作のアートディレクターを務めた。
René Pinnell
CEO & Founder of Kaleidoscope
映画制作者&デザイナーとして、コメディーショーの「バックパック・ピクニック」を制作。またドキュメンタリー映画の「キング・オブ・テキサス」を監督した。その他、テレビのパイロットをMTVに販売、5つの製品を設計し、2つのスタートアップ企業を設立。
泉水 隆
株式会社パルコ 常務執行役
1983年株式会社パルコ入社。PARCO各店舗の営業担当を経て、2000年宇都宮PARCO店長、 2002年広島PARCO店長、2005年渋谷PARCO店長、2007年執行役、2017年常務執行役 渋谷 プロジェクトを含む新規プランニング部門管掌(現職)。
柳澤真吾
デル株式会社 エイリアンウェアマーケティングマネージャー
2014年にデル入社。コンシューマー&ビジネス統轄本部にて、コンシューマーダイレクトビジネスのマーケティングマネージャーの後、プレミアムゲーミングパソコンブランドの『ALIENWARE』に代表されるゲーミングパソコンビジネスのブランディグとマーケティングを牽引。
こやまたくや
アーティスト
京都府出身、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。「寿司くん」名義でアニメ・ミュージックビデオなどの映像作品を中心に制作活動を行う。ロックバンド、ヤバイTシャツ屋さんのギターボーカルとしても活動中。