さらなる超体験のデザイン求む
昨年世界7カ国219作品がエントリー。 3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓するプロジェクト/コミュニティNEWVIEWは、ファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツ・アワードの第2弾「NEWVIEW AWARDS 2019」を開催します。
テーマは、ULTRA EXPERIENCE(超体験)のデザイン。作品制作のツールは、誰もが簡単にVRコンテンツをクリエイト&発信できるプラットフォーム「STYLY」です。
未だ表現の黎明期にあるVRシーンにおいて、表現や体験を新たに拡張する野心的なチャレンジを期待しています。
SELECTION CRITERIA 審査基準
テーマ:超体験をデザインせよ
・新しさ/独自性 : これまでのVRコンテンツにない新しさがあるか
・体験 : 体験のデザインとして優れているか
・インパクト : ファッション/ミュージック/アートなどカルチャーにインパクトを与えるものかどうか
審査について
応募ドキュメントとコンテンツをもとに、NEWVIEW AWRARDS 2019事務局による一次審査を行いファイナリストを選出します。その後、審査員による最終審査を行い、ファイナリスト作品から賞を決定します。作品の審査はPC VRにて行います。
STYLYとは
NEWVIEWプロジェクトのデザインプラットフォームは、Psychic VR Labの「STYLY(スタイリー)」を採用しています。STYLYは、新たな表現・体験を生み出せるVRクリエイティブプラットフォームです。STYLYを活用することで、コンセプチュアルなショップ空間やインスタレーション、ギャラリーなどクリエイターのイマジネーションを際限なく表現した多彩な空間を構築できます。
またその空間を通じて、今までの現実では成し得なかった体験をインターネットの世界へシェアすることができます。
STYLY Official Site:https://styly.cc/
STYLYのコンテンツ制作に関するサポートは、STYLYユーザーグループで質問することができます。
STYLY助け合い所:https://www.facebook.com/groups/stylyusers/about/
STYLYの特徴
VR空間のデザインに集中
Drag & Drop No need to code
ウェブブラウザと想像力さえあればVR空間を創ることができます。 面倒なことはSTYLYにお任せください。高価なVR対応PCやプログラミングスキルは必要ありません。 あなたの作品はSTYLYのクラウドテクノロジーを用いて世界中のVRデバイスに配信することができます。
あなたの作品をVRに
Import FROM More than 10 platforms
STYLYでは多くのファイルフォーマットやサービスをサポートしています。 VR空間内ではあなたの3DCG作品の魅力がもっと伝わるはず。 写真・映像・音楽も新たなVRアート作品として生まれ変わるかも。 STYLY内からYoutubeの映像や3Dモデル共有サイトPolyのデータを検索して利用することもできます。
主要VRデバイスをサポート
Experience your space in VR
VRデバイスへの配信はワンクリックで完了します。 ハイエンドVRデバイス、スタンドアロンVRデバイス、 ウェブブラウザ閲覧用の形式に自動的に変換されて配信されるので、 デバイスやコントローラーの違いへ対応するために悩まされることはありません。
参加資格
どなたでも、何点でも応募可能です(グループでの応募も可能)。無料です。
ファッション/ カルチャー /アート分野のVRコンテンツを募集します。VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVRコンテンツ作品が対象です。
制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。発表済みの作品も応募可能です。
賞について
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Gold
グランプリ 1作品 / 20,000USD
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Silver
準グランプリ 3作品 / 5,000USD
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KMNZ PRIZE / 1 作品
KMNZ PRIZEは、VTuberのガールズHIP HOPユニット「KMNZ(ケモノズ)」の配信映像への採用や、衣装デザインを着た2Dアートを各種イメージとして採用するコラボレーション権利。 コラボレーション作家としてクレジットされ、プロモーションにも活用されます。
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HIDEKI MATSUTAKE PRIZE / 1作品
松武秀樹賞(HIDEKI MATSUTAKE PRIZE)では、音楽家/シンセサイザー・プログラマー/プロデューサーである松武秀樹氏が作り出すシンセサイザー・サウンドとのコラボレーションにより、オリジナルのVRコンテンツを共同創作できる権利が与えられます。 完成したコンテンツは、音楽業界やカルチャー業界などでPRすることができます。 こちらもKMNZPRIZEと同じく、クリエイターにとって活躍のフィールドを拡張できる賞になります。
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PARCO PRIZE / 1作品
PARCO PRIZEは、PARCOとタイアップした3D作品を制作し、ARで渋谷PARCOに展示する権利です。 パルコは本プロジェクトで発掘されたクリエイションをリアルで発信する場を提供することを通して、クリエイター支援を行っており、2019年11月下旬にグランドオープンを予定する「渋谷PARCO」では、NEWVIEW AWARD 2018でPARCO賞を受賞したVR空間デザイナーDiscont氏のインスタレーション作品の展示を予定し、現在制作を進行しています。 本PRIZEの受賞者は、Discont氏と同様に、渋谷PARCOで作品を披露する機会を得ることができます。
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Media Ambition Tokyo PRIZE / 1作品
最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケース「Media Ambition Tokyo」での作品展示ができる権利が与えられます。 未来を創造するテクノロジーの可能性を東京から世界へ提示する祭典で、自身のクリエイションをアピールすることができます。
全体スケジュール
・募集期間:2019年7月1日(月)12:00~ 2019年9月30日(月)12:00(日本時間正午)
・一次審査結果発表(ファイナリスト40作品選出予定):2019年10月中旬
・ファイナリスト作品展示・授賞式:2019年11月下旬~12月予定
会場:渋谷PARCO(11月下旬グランドオープン)
・最終審査結果発表:2019年12月予定
募集期間 |
2019年7月1日(月)12:00~ 2019年9月30日(月)12:00(日本時間正午) |
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一次審査結果発表(ファイナリスト40作品選出予定) |
2019年10月中旬 |
ファイナリスト作品展示・授賞式 |
2019年11月下旬~12月予定 |
最終審査結果発表 |
2019年12月予定 |
審査員
夢眠 ねむ
夢眠書店 店主 ・ キャラクタープロデューサー
たぬきゅんをはじめ様々なキャラクターデザイン・プロデュースを手掛ける。 映像監督や脚本、コラム執筆、作詞など多岐にわたり活動中。 ▶︎多摩美術大学 卒業 ▶︎でんぱ組.inc 卒業
Keiichi Matsuda
デザイナー ・ 映像作家
デザイナー兼映像作家。 彼の作品はロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館からニューヨーク近代美術館まで広く展示されている。 インターネット上での評価も高く、『HYPER-REALITY』などのショートフィルムによってカルト的なフォロワーを獲得している。同作はVimeoの「年間最優秀ドラマ賞」などの様々な賞を受賞しており、また2018年にLeap MotionのVP Designに取り組んでいた頃、Next Realityは彼をARのインフルエンサーのトップに選んでいる。 デザインを"技術と文化の未来を探求する道具"と捉え、ストーリー映画製作や、XRのコンセプチュアルなインタラクションデザインにおいても、"仮想と物理の狭間に存在する、現実の新たな展望"を描こうとしている。
Nick DenBoer
Video Artist
Nick is a video artist based in Toronto Canada. He has developed a unique brand of VFX comedy, combining video remix and animation techniques to create surreal and often absurd videos. Nick honed his skills working as a writer and bit creator for Conan O’Brien producing and remixing popular culture segments for the show. His groundbreaking short film “The Chickening” (a poultry-infused remix of Stanley Kubrick’s “The Shining”) graced the screens of TIFF and Sundance. Nick’s unmistakable style has found a home in many productions. He has directed and produced ads for Old Spice and KFC, music videos and tour visuals for deadmau5 & Flying Lotus, countless TV shows, films, web and VR projects. Nick has carved out a career through remixing and repurposing existing footage to produce new and sometimes ridiculous creations.
Lu Yang
アーティスト
上海に拠点を置くマルチメディアアーティスト。 中国美術学院のニューメディアアート学部卒業。アニメ、ビデオゲーム、SFといったサブカルチャーに造詣が深い彼女が生み出す作品は、3Dアニメ映画、ビデオゲーム、インスタレーション、ホログラム、ネオン、VR、ソフトウェアなど多岐にわたる。彼女の作品は人類のもろさを扱った独特なファンタジーの創造であり、ジェンダーレスな仏教感に起因するものでもある。作品ではしばしば彼女自身の無意識を顕在化させるための偶像として、彼女自身がモチーフとして扱われる。彼女の作品はパリのポンピドゥーセンター、北京の木木美術館、上海ビエンナーレ、アテネビエンナーレで展示されている。
Keng-Ming Liu
Founder and Creative Director of Bito
As the creator of the videos for Summer Universiade, the Golden Melody Awards and the Golden Pin Award, Liu’s visual excellence and original Asian perspective have attracted global attention. Under his leadership, Bito won two ADC awards. In recent years, Liu has worked on multidisciplinary experiments and hopes to redefine the relationship between motion design and humans.
Mitsuru Kuramoto
Broadcast writer
Works on many television programs including "Downtown DX," "M-1 Gran Prix," "Urasawa Naoki no Manpen", "Ah!! to Sakebu Art Ah!!rt," and the NHK Educational TV children's program, "Shakin!" In the past has worked on "Downtown no Gottsu Ee Kanji," "Itouke no Shokutaku," "Takeshi no Banbutsu Souseiki," "EX Terebi," and more. As an author has written "Kotoba Ehon Ashita no Karuta," "Kuramoto Mitsuru no Cho Kokugo Jiten," and "Warairon 24 Jikan wo Omoroshiku Suru."
大月 壮
映像作家 ・ 映像ディレクター
「アノ手コノ手な幅広い制作手法」と「斜め上のひらめき」を掛け合わせながら、POPさが通底した作品を制作。近年はピクセルアートを用いた映像演出を得意としている。MV、広告といった商業映像制作を中心に活動。近作に、サザンオールスターズ「戦う戦士たちへ愛を込めて」MV(第22回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品)、YUKI「やたらとシンクロニシティ」MV、UNIQLO「UT × STREET FIGHTER」AD。オリジナル作では「アホな走り集」(第15回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品)が有名。清水イアンと環境問題専門のクリエイティブチーム「NEWW」を主催。
豊田 啓介
建築家 ・ noiz
1972年、千葉県出身。96年、東京大学工学部建築学科卒業。96-00年、安藤忠雄建築研究所を経て、02年コロンビア大学建築学部修士課程(AAD)修了。02-06年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所noizを蔡佳萱と共同主催(2016年より酒井康介もパートナー)。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・製作・研究・コンサルティング等の活動を、建築からプロダクト、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。 現在、台湾国立交通大学建築研究所助理教授、東京芸術大学アートメディアセンター非常勤講師、東京大学建築学科デジタルデザインスタジオ講師、慶應義塾大学SFC非常勤講師。
谷口 暁彦
アーティスト
多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース講師。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC、2012)、「SeMA Biennale Mediacity Seoul 2016」(ソウル市立美術館、2016)、個展に「滲み出る板」(GALLERY MIDORI。SO、東京、2015)、「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017)など。
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