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Transition Leaders Program

社会変革を促すための未来構想力と事業実装力を習得し、企業内でビジョンを起点に事業創出を行っていく人材教育プログラム「Transition Leaders Program」が開始!社会視点を取り入れた事業創出に本気で取り組みたい参加者を募集中!

募集終了 2022/11/18(金) - 2022/12/19(月)

2022.12.5

豪華講師陣とカリキュラムの詳細情報を更新しました!



企業の中からビジョンを起点に事業創出を行う次世代型のリーダー人材教育プログラム

プログラム概要

今、企業活動と社会の共生を目指した経済発展、いわゆる「持続可能な発展」が、世界的に求められています。また、日本国内に目をむけると、長期的視野に立った高い付加価値をもたらす新規事業の不足や、新規事業を生み出す体制の整備不足が指摘されています。

私たちは、このような複雑性が高い地球規模の課題や、様々なステークホルダーを巻き込んだ持続的な企業活動に必要なのは、社会、経済、自然環境と事業活動をつなげる長期的な“ビジョン”を描き、社内外のステークホルダーと対話・協働を通じて実装につなげられるリーダーの存在だと考えます。

そのような次世代型のリーダーの育成を目指すのが「Transition Leaders Program」です。


本プログラムでは、全8回の多彩な講師陣による講義とワークを通じ、最新のデザインアプローチである“トランジションデザイン(Transition Design)”を用いて、社会と企業の共生のビジョンを描く「未来構想力」と、生活者起点で事業をつくる「事業構想力」を習得し、その学んだアプローチを参加者が自社で実践することで、社会に変革を起こす新たな事業を生み出すことを支援します。

なお、本プログラムは、経済産業省令和4年度「大企業等人材による新規事業創造促進事業(創造性リカレント教育を通じた新規事業創造促進事業)」の一環として実施します。

トランジションデザインとは

トランジションデザインとは、21世紀の社会が直面する気候変動、資源枯渇、伝染病のパンデミックなどの複雑性の高い地球規模の課題に対処するために、長期的な未来ビジョンを思い描き、ボトムアップの様々な活動を結集することで持続可能な社会への移行を促すための手法として研究が進んでいる、最新のデザインアプローチです。2015年、カーネギーメロン大学デザイン学部が、地球規模の巨大な問題に対して、社会規模の価値観の移行をデザインする理論として提唱しました。

出典:https://design.cmu.edu/school/...  トランジションデザインの位置づけの図

講義では、トランジションデザインについて学術的な議論を踏まえつつも企業の実際の事業創出に応用するための実践的なアプローチを紹介していきます。


プログラムの特徴

1.最先端のデザインアプローチ「トランジションデザイン」を通じ、企業活動と社会課題を両立する事業創出を学べるプログラム

トランジションデザインは発表されて日が浅いこともあり、日本において学ぶことができる環境は非常に少なく、特に企業実務への応用を意識したプログラムは国内において数えるほどしかありません。

本プログラムは、ロフトワークがこれまで様々な企業とのプロジェクトにおいて積み重ねてきた「企業での実践のナレッジ」をもとに、企業の実務プロセスの中で、最先端のデザインアプローチを実践し、ビジョン起点で企業活動と社会課題の両立できる事業を生み出すためのアプローチを提供していきます。

2.学んで終わりではない、企業内での実用を前提とした実践的プログラムデザイン

本プログラムは、学術におけるアプローチを企業の実務プロセスの中に組み込むことを前提としています。プログラムの中で、あなたが自社内でプログラムで学んだ内容を実践していくための方法やナレッジについても提供します。参加いただくあなたのマインドセットの変化はもちろん、あなたの所属する企業においてトランジションデザインのプロセスが広がっていき、企業そのものが望ましい方向に変化(トランジション)していくことも私たちの狙いの1つです。

3.共創の現場へのフィールドスタディ

プログラムの中盤にて、実際に地域社会を含めた共創を通じた事業開発の事例を実践している現場へのフィールドワークを実施します。地域の様々なステークホルダーとどのようにビジョンを共有し、関係性をつくっていき、事業を回していくのか、その実践者との対話を通じて理想的な共創型の事業のあり方を学んでいきます。

4.最先端領域を切り拓く講師陣による、講義+ワークショップ型の身体知の会得

全8回のプログラムはいずれも、講義+ワークショップの形式で実施します。先端領域を切り拓く講師陣による講義に加えて、後半のワークショップでは講義で学んだ内容を実践し、トランジションデザインのアプローチを実務に応用するプロセスを学んでいきます。

5.自社内に持ち帰って、自社企業を内側から変革していくための伴走支援

先に述べたように重要なことは、参加頂いたあなた1人から、自社企業全体に変化を波及させていくことです。数多くの企業の組織変革に携わってきたロフトワークのメンバーが、今回学んだプログラムを実際にあなたの働く企業内にインストールしていき、変革を起こすための壁打ちサポートを行います。


実施概要

募集人数

25名

※応募者多数の場合は選考を実施いたします。

スケジュール

募集期間:

2022年11月18日(金)12:00 〜2022年12月19日(月)23:59まで

選考結果連絡:

2022年12月末を予定

※応募者多数の場合については、通過者にのみ連絡を行う可能性がございます。審査状況については公式ページよりご案内いたします。

プログラム実施日程:

全8回のプログラムを、毎週土曜日(2/18の回は、2/19日も含む2日間)、10:00-17:00 (休憩1時間)で行います。

2023年1月14日(土)、1月21日(土)、 1月28日(土)、2月4日(土)、 2月11日(土) 、2月18日(土)〜19日(日) 、2月25日(土) 、3月4日(土)

※全8回のプログラムの中でご参加いただけない日程がある場合は、課題提出によるフォローアップを予定しております。
※詳細なスケジュールは以下「実施カリキュラム」に記載

会場

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピアビル

株式会社ロフトワーク

受講資格

  • 社会人として現在企業で働いている方
  • 社会視点をもったデザインアプローチを取り入れた新規事業創出を検討している方
  • やむを得ない状況を除き、本プログラムの全日程に欠席なく参加できる方
  • 参加者同士で切磋琢磨して、お互いを高め合っていく意思のある方

参加費

無料

また、この資金は経済産業省令和4年度「大企業等人材による新規事業創造促進事業(創造性リカレント教育を通じた新規事業創造促進事業)」により成り立っています。

その他、補助される経費

  • プログラムにおけるフィールドワークの交通費と宿泊費
  • プログラムにおける製品・サービスのプロトタイプ制作費用

※プログラム実施会場への交通費はご自身でご負担いただきます。

こんな方におすすめです

  • 企業内で、自らリーダーシップをとって事業創出に取り組んでいる人
  • 個社の利益創出のみならず、社会をより良くするために仕事を通じて何ができるのかを考えたい人
  • 自らの仕事を通じて、より本質的な持続可能性、社会の変革、パラダイムチェンジなどに注力したい人
  • トランジションデザイン、持続可能性のためのデザインなどのデザインアプローチに興味のある人
  • ビジョンドリブンのアプローチに関心があり、自らの仕事やプロジェクトに取り入れていきたい人
  • SDGsや循環型経済といった社会課題に関する事業創出に取り組む人

説明会

社会変革を促す“トランジション・デザイン”とは? 海外の先進企業が注目する、次世代デザインアプローチの最前線に迫る

〜Transition Leaders Program説明会&トークセッション〜

説明会イベントでは、本プログラムの紹介をするとともに、トランジションデザインの提唱者の1人であり、現在シドニー工科大学のデザイン研究教授を務めているキャメロン・トンキンワイズ氏や、経済産業省にて高度デザイン人材の育成に取り組まれていた菊地拓哉氏、そしてJPモルガン・チェース銀行のデザイン・フューチャリストに就任した岩渕正樹氏をゲストにおまねきし、トランジションデザインの実践について様々な角度からディスカッションします。

本プログラムに興味のある方、またトランジションデザインを企業目線で学びたい方は、ぜひご視聴ください。


講師陣


実施カリキュラム

募集期間:

2022年11月18日(金)12:00 〜2022年12月19日(月)23:59まで

オンライン説明会:

12月5日(月)11:00〜12:50

※説明会の申し込み受け付けは終了いたしました。アーカイブ配信はこちら 

実施日テーマ

2022年1月14日(土)

10:00-17:00 (休憩1時間)


ー概念説明ー

講師:岩渕正樹

ゲスト:峯村昇吾

概要:様々な実践事例を通してトランジションデザインにまつわる重要な概念にふれると同時に、プログラムの全体概要について説明します。

2022年1月21日(土)

10:00-17:00 (休憩1時間)


ー解くべき問題を定めるー

講師:水野大二郎

概要:複雑な社会課題を分析する手法を習得し、その中から機会領域の仮説を立てます。

2022年1月28日(土)

10:00-17:00 (休憩1時間)

ー解くべき問題の起源を遡るー

講師:木村宰

概要:機会領域に関連する問題背景などを調査し、マッピングすることで、社会トランジションのステップや重層的構造を可視化します。

2022年2月4日(土)10:00-17:00 (休憩1時間)

ー理想の未来を描くー

講師:樋口恭介

概要:自分を起点に望ましい未来像を描き、それを社会とつなげながら、遠い未来をビジョニングする手法を身につける。

2022年2月11日(土)

10:00-17:00 (休憩1時間)

ー理想までの道筋を設計するー

講師:加藤有也

概要:理想を達成するために必要な事柄(施策など)を逆算して因果関係を可視化し、参加者の所属企業視点で提供できそうなモノ・サービスを考えます。

2022年2月18日(土)〜19日(土)

ー共創型事業の現場を体感し、トレースするー

ローカルガイド:井上彩

ローカルガイド:松山由樹

概要:共創型のプロジェクトを実践しているヒダクマ(飛騨の森でクマは踊る:https://hidakuma.com/ )へのフィールドワークを通してを続可能な産業のかたちを体感し、ビジネスモデルへといかします。

2022年2月25日(土)

10:00-17:00 (休憩1時間)

ー共創によるエコシステムを描くー

講師:上平崇仁

概要:事業と関係するステークホルダーの解像度を上げ、社会・環境などの自社(自身)を取り巻く世界を立体的に捉えて事業を構想する力を身につけます。

2022年3月4日(土)

時間未定

ー共創プレゼンテーションー


運営・お問い合わせ

運営:Transition Leaders Program 事務局
〔株式会社ロフトワーク〕
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア8F,9F
E-mail:tlp@loftwork.com

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