YouFab2021 特別賞「Panasonic賞」について
パナソニックの創設者である松下幸之助は、今から約100年前の1918年に、事業を通じて人々のくらしや社会をより良くするというビジョンを実現するため、日本において起業しました。
モノがまだ十分に行きわたっていない時代、高品質な家電商品を安価に提供すること、つまり家電の「大衆化・民主化」、創業者の言葉で「水道哲学」の実践を通じて、世界を元気に、くらしを理想にすることを追求してきました。
この企業理念は、モノや情報が溢れている今の時代にも継承されています。先が見通せないVUCAの時代においても、様々なステークホルダーと共に、くらしと社会を理想にするという理念は変わることはありません。
SDGsに代表される複雑な社会課題にも真摯に向き合い、人類のみならず、地球環境を含む森羅万象との関係を見つめ直し、人と自然すべてを対象とする民主的な実験活動であるとするYouFab 2021のテーマ「Democratic Experiment(s)」にパナソニックとしても共感し、本賞を設置しました。
これらの背景、考えのもと、パナソニックは「世界を元気に、くらしを理想に」していくクリエイティビティあふれるアイデアや技術を広く応募します。
#Panasonic #SDGs #STEAM #Well-being #AI #Robotics #Augmentation
パナソニックについて
パナソニックは、「事業を通じて社会の発展に貢献する」という創業以来の経営理念を体現したブランドスローガン「A Better Life, A Better World」のもと、多様な領域でさまざまなパートナーとともに事業を展開しています。
事業を通じて、理想的なくらしや社会の実現、地球環境保護といったグローバルでの社会課題の解決に大きな貢献を生み出し続けることを目指しています。
審査員
・小川 立夫(パナソニック株式会社 )
・Ariane Koek(クリエイティブ・ディレクター、戦略コンサルタント、プロデューサー/キュレーター、ライター)
・林千晶(株式会社ロフトワーク)
*追加審査員の発表は8月中を予定
審査基準
- 多面的且つ未来の変化を捉えた視点で考察されており社会実装の実現可能性があるか
- ステークホルダーの感性を刺激し、そのポテンシャルを引き出せているか
- 社会やくらしをより良くし、世界文化を醸成するアイデアが含まれているか
募集対象
カテゴリーは問いません。どのようなジャンルの応募も受け付けます。既に公開済みの作品も応募可能です。現在進行中の作品やプロトタイプも歓迎です。その場合、現在までのプロセスと将来の可能性を評価します。個人、グループ、企業など制作チームの形態も自由です。
賞について
賞金:1作品につき1,000USD(複数選出する可能性があります)
その他:
・授賞式イベントへのご招待(2022年3月・東京)
・YouFab Exhibition 2021での展示の機会(2022年3月・パナソニックセンター東京にて実施予定)
・パナソニッククリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」*での常設展示のお声がけをする可能性があります。(その場合、常設展示作品の制作費の支援も検討します)
・AugLab、Panasonic Laboratory Tokyoとの共同研究へのお声がをする可能性があります。
*「AkeruE(アケルエ)」は東京の有明に位置し、パナソニックセンター東京が運営するクリエイティブな力を育むミュージアムです。