Fabとは?
Fabとは、世界中で広がっている「ものづくり革命」のムーブメントのこと。進化を遂げるデジタルテクノロジーの力を使って、個人が自分自身でものづくりを行えるようになっている事象を指します。Fabには、大量生産やマーケットの理論に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。
Fabの魅力は下のとおり。
・アイデアはマーケティングの部署で生まれるのではなく、ひとりひとりが「つくりたいからつくる」。
・モノづくりやエンジニアの知識が特になくても、アートやデザインが好きなら楽しめる!
・Fabでは使用者(User) と製作者(Maker)が同じになることが多い。
・データで作られていたデザインがリアルの物に落ちる興奮。ビットからアトムへ。
・日本からニュージーランドへ自転車をe-mailで送ることだってできる。
・デジタル工作機器を使えば、家もつくれてしまいます。
[参考文献]
Neil Gershenfeld (2005年) 『FAB:The Coming Revolution on Your Desktop–from Personal Computers to Personal Fabrication』
田中浩也(2012) 『Fablife-デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』
FabCafeとは
2012年3月7日に東京・渋谷にオープンしたFabCafeは日本初のレーザーカッターを主役にしたクリエイティブカフェ。カフェの中にレーザーカッターをはじめ様々なデジタル工作機械を備えることで、多くの人々がワクワクしながら新しいものづくりを楽しむ空間を提供します。
FabCafeで生みだされている作品
FabCafeでは毎日たくさんの数のFabが行われています。お客様のFab作品は毎日こちらで公開中。下では、その一部をご紹介します。