artificial arm

最近のニュースは差別に関する内容が多くなっているように感じます。アメリカでは白人や黒人による事件が起こり、
テロを警戒し特定の宗教を差別した発言が出たり、日本でも障碍者を死傷させた痛ましい事件が起こりました。
私は大学時代の友人に聴覚障害の娘がいます。彼女は服装がお洒落で、表情が豊かでとても魅力的な女性でした。
彼女はカラオケにも行きます。歌が上手い下手は関係なくその場を楽しむ事が上手な女性でした。
人は視覚から入るものに影響される事が多く、少し障害を持っていると分かるだけで、「可哀そう」の言葉を並べてしまいます。
他人との差よりその人が持っている個性をリスペクトする事が大事と感じます。
少し先の未来、AIを搭載された義手が発売されます。デザインが豊かになり、振り向く人はそれをかっこいいと思うような時代がくるかもしれません。
技術の進歩やデザインは、それまで差別として見られていた部分を「差がかっこいい」と認識される時代に一役買うと私は信じています。
そんな時代を描きました。