CREATIVES

  • 173

Graftin' Craftin'

異なる植物どうしをつなぎ合わせる品種改良法の「接ぎ木」と、針金を用いて特定の方向に植物の生長方向を操作する園芸手法の「針金かけ」をものづくり(ファブリケーション)技術において素材のみならず、製造工程および出力された人工物そのものにも持続可能性が求められるため接ぎ木を接合技術として、針金かけを成型技術として扱い、植物を育てながら形状制御を行うことで無電力で動く「からくり」の一体成型を試みた。特に、今回は重力のみを動力源とし、センサシステムやアクチュエータを必要とせずに緩斜面を下る受動歩行機を対象とした。

前へ