自然界で刹那に見られる一描写を切り抜き
人工的なプロダクトに閉じ込めたディフューザー
ピンと張った葉から朝露が滴り落ちるような時の移ろいをプロダクトとして表現した。
底面の器から抑揚を持ちそびえ立つガラスの柱。
ある柱は水源となり、ある柱は器となり、無色透明の水に表情を持たせる。葉の形状をした2色の布はポリエステル性のオーガンジーを2重に折り重ねることで水を吸収することなく、毛細管現象によって水を持ち上げるアナログなポンプの役割を再現。
葉の揺らめきと水の移ろいを連鎖させることで心地よいタイムスケールを感じさせる。
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2020/12/09(水) Updated