今年、未曾有の事態によって改めて思い知らされたのは、光の重要性だ。
世界が目まぐるしい程に騒々しく変わっていく反面、私は自宅でひどく静かに陰鬱と過ごしていた。そんな気持ちを和らげてくれたのは、朝、カーテンのスキマから差し込む眩しい光だった。あたたかく明るいゆらぎの中で目覚める体験は、私の心を軽やかにしてくれた。
朝を告げる光の眩しさは、やさしさや希望や期待に溢れている。目まぐるしい日々の中で、少しでもそんな感情に触れていたい。そんな体験を身近に感じられるプロダクトとして、このアイデアが生まれた。
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2020/12/21(月) Updated