SOAK

人は、水辺に行くと不思議と心が落ち着くものである。
その自然をもっと身近に感じるため、水上に巨大なバスタブをつくる。

透明な素材でできたバスタブは足元が水に沈んでいて、中に入ると本当に水に浸かっているかのような感覚に陥る。
視界を阻害するものがないので、水だけでなく周囲の草木や頭上の空にも目を向けられ、自然とのつながりをたくさん感じることができる。
さらに「裸の付き合い」という言葉があるように、この場所を訪れた人々の間で、新たな出会いやつながりも生まれる。