工芸と工業の間にある「新しいものづくり」の交差点とは？

「クリエイターと町工場のコラボレーション」ということにものづくりの新たな可能性や希望を見出し、私たちは10か月間SHIBUYA QWSにて活動してきました。同じ「ものづくり」によって新たな価値を生み出そうとする両者の間には、一般的に共通言語や相互理解がまだまだ足りていないことを、私たちは多くの実案件に伴走することで実感してきました。その共通言語や相互理解を深めるために必要なことは、コミュニケーションであり、お互いの仕事へのリスペクト、そしてその先の「美学」というものへの共感が、単なる共同作業からコラボレーションという一つ上のレベルへ導くのではないかと感じました。