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作品タイトル(日本語)
オンライン上のプロジェクト共創プラットフォーム"Liqlid"の社会実装で「民主主義のDX」を
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作品タイトル(英語)
Implementation of "Liqlid" an online project co-creation platform in local governments, for the "DX of democracy
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制作物のコンセプトを記載してください。
私たちが開発している、オンライン上のプロジェクト共創プラットフォーム"Liqlid"は、アイデアの立案から、参加者の合意形成に至るまで一連の流れを一貫して実行できるプラットフォームです。サービス上に設けられるワークスペースである"Lid"にユーザーが参加し、ユーザーが自由にアイデアを出し合い、アイデアを種としてプロジェクトを立ち上げユーザーでそのプロジェクトをブラッシュアップ。最終的に、プロジェクト参加者が投票を行うことで、そのプロジェクトがどの程度そのワークスペースに受け入れられたか、測定することができます。
私たちは、このプラットフォームを行政職員の皆様を対象として開発しました。行政から住民に一方向的に諮る、或いは住民が行政に陳情する形ではない、アイデアを媒介とした双方向のやりとりに基づく、新しい住民参画の形を実現することができると考えています。スマートシティ・スーパーシティなどの取り組みが広がる中で、住民や関係人口と、同じ目線で対話をしていくことは、そのまちの魅力を引き出し、さらに多くの人々を巻き込む際には欠かせません。
技術を使った新しいガバナンスのあり方は議論や構想さえされていますが、日本で具現化はなかなかなされません。私たちLiquitousは、まずは自分たちで手を動かして、形にして、実装していこうという"Civictech"の精神に拠って立ち、開発と社会実装を進めています。 -
制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
The online project co-creation platform we are developing, "Liqlid", is a platform that allows users to carry out the entire process from idea generation to consensus building among participants. Users participate in "Lid," a workspace set up on the service, where they can freely exchange ideas and use them as seeds to launch projects, which are then brushed up by users. Finally, the project participants can vote on the project to measure how well the project was accepted in the workspace.
We have developed this platform for government employees. We believe that this platform can realize a new form of citizen participation based on a two-way exchange of ideas, rather than a one-way consultation from the government to the residents or a petition from the residents to the government. With the spread of smart city and super city initiatives, it is essential to engage in dialogue with residents and other concerned populations from the same perspective in order to bring out the best of the city and involve more people.
New ways of governance using technology have been discussed and even envisioned, but they have not been realized in Japan. We, Liquitous, stand on the spirit of "Civictech". -
作品の素材・仕様
4970行のソフトウェアのコード
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作品の素材・仕様(英語)
4970 lines of software code
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作品のリファレンスURL
https://liquitous.com/product/liqlid
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作品の映像URL
https://youtu.be/ljJKOWt4M2A
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://liquitous.com/
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特別賞のテーマにどう作品が関連しているか説明文を記載
私たちのプラットフォームは、プラットフォームに参画する一人ひとりの生活を起点に、生活の中で生まれた様々な気づきやアイデア、不満などを昇華し、自治体という生活の基盤を支える公共的な枠組みのあり方を皆で考えていくための仕組みです。
私たちは、常に自分のことだけを考えていれば良いわけではありません。自らのくらしをよくするためには、自らのことだけではなく、自らのくらしを支える公共的な枠組みをより良くしていく必要があります。ただ、公共的な枠組みというものは誰かの占有物ではありません。みんなのものです。だからこそ、皆で考えていくことが大切です。
私たちLiquitousが開発するプラットフォーム"Liqlid"が、「世界を元気」にするために、まずは自らの「くらし」を理想にすることを目的に、自らの生活を起点に、公共的な枠組みを考えるための仕組みにして行きます。
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オンライン上のプロジェクト共創プラットフォーム"Liqlid"の社会実装で「民主主義のDX」を
私たちは、その自治体にお住まいの住民の皆さんの声を1つでも多く顕在化し、向き合うための仕組みをつくります。もはや1つの地域だけに固定されない生き方が主流になる時代です。その自治体に住民票を置かない人々や、未来を担う若者たちが、関わりのある自治体に声を届ける仕組みをつくります。
まさに今、様々な自治体の皆様と、実証実験に向けた最終的な調整を行っています。
まさに今、様々な自治体の皆様と、実証実験に向けた最終的な調整を行っています。