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作品タイトル(日本語)
HaptStarter
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作品タイトル(英語)
HaptStarter
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制作物のコンセプトを記載してください。
現在の陸上競技短距離走では,ピストル音を用いてレース開始を知らせる仕組みとなっている.しかし,聴覚障害者はピストル音を認識できない場合があるため,ピストル音と同期して光を発生させるLED型視覚刺激で代替されることが多い.ただし,一般に,視覚刺激は聴覚刺激よりも反応時間が遅いことから,聴覚障害者が不利な状況が続いている現状である.そこで,触覚刺激は視覚刺激よりも反応時間が早く,聴覚刺激と同等と報告があることから,競技スポーツの陸上競技短距離走における,触覚刺激を活用したスタート合図通知インターフェース「HaptStarter」を新たに開発した.
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制作物のコンセプトを記載してください。(英語)
In general, the sprint race of athletes is a system that announce the start of the race with a pistol sound. However, the deaf and hard of hearing sprinters use LED-type visual stimulus generating a light instead of a pistol sound. However, because the visual stimulus is slower than auditory stimulus, the deaf and hard of hearing are still at a disadvantage. Therefore, we newly developed “HaptStarter” that start signal interface using haptic stimulus in the sprint race of athletes.
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作品の素材・仕様
大人の手の大きさに合わせた大きさとなっており,3Dプリンターにて製作した印刷物(素材:プラスチック)とソレノイドという分類のモーターとの組み合わせになっている.
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作品の素材・仕様(英語)
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作品のリファレンスURL
https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2020/11/haptstarter/
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作品の映像URL
https://youtu.be/sWTpW_m7XwM
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公式サイト、もしくはSNSのURL
https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/2020/11/haptstarter/
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特別賞のテーマにどう作品が関連しているか説明文を記載
応募者は陸上距離短距離走の経験(2017年デフリンピック 4×100mリレー 金メダリスト)を持ち合わせている聴覚障害当事者として本課題に直面している.また,ルールは同じ条件の下で,審判の合図などは可視化されるのみという部分から「デフスポーツの意義とは何か?」と疑問を抱えている.そこで,本来の「健聴者と聴覚障害者が障害の区別なく平等な条件のもと,共に競技に参加できる」環境を整備するところから取り組み始め,聴者側の視点,聴覚障害者側の視点のレガシーとは何かをみんなと共に考えていこうと思い至った経緯から生まれたのが本作品である.
パナソニックの「事業を通じて、理想的なくらしや社会の実現、地球環境保護といったグローバルでの社会課題の解決に大きな貢献を生み出し続けることを目指しています。」の理想的な社会の実現の部分に,本経緯の「障害の区別なく平等な条件のもと,共に競技に参加できる環境を整備する」が関連していると捉えています.
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HaptStarter
本作品は,競技スポーツにおける,聴覚障害者へのスタート合図の標準として,「触覚刺激によるスタート技術」の実用化に向けた研究開発を行う.本研究開発を通し,聴覚障害者,健聴者が平等に,かつ雑音の影響を受けることなくスタート合図を明確に感知できるイノベーションの創出を目指すものである.
This work is continuing the development that practical application of “the start signal technology using haptic stimulus” as a standard of start signal for the deaf and hard of hearing in competitive sports. Through this research, we aim to create an innovation that enables the deaf and hard of hearing and the hearing to clearly detect the start signal equally and without the influence noise.
This work is continuing the development that practical application of “the start signal technology using haptic stimulus” as a standard of start signal for the deaf and hard of hearing in competitive sports. Through this research, we aim to create an innovation that enables the deaf and hard of hearing and the hearing to clearly detect the start signal equally and without the influence noise.