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応募プロジェクト・アイデアのタイトル(日英併記)
日本草木研究所 Nihon Kusaki Lab
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応募プロジェクト・アイデアの紹介動画URL(5分以内)
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応募プロジェクト・アイデアの詳細説明(日英併記)
日本の里山には海外のスパイスやハーブに劣らぬ原生植物たちがたくさんあります。例えば、フウトウカズラという日本の山の胡椒や、ニッケイといった和製シナモンの木、そしてヒノキや杉や黒文字といった香りの名木たち。しかしながら「里山植物資源=建材」といったイメージがつよく、里山植物資源を食の観点から見直すプロジェクトはほぼ存在していません。日本草木研究所では、そうした里山植物資源がもつ価値に注目し、新たな付加価値を与え、ジンやシロップ、塩などの商品を発表しています。
Mountains of Japan are home to many native plants that are no less potent than foreign spices and herbs. For example, there are Japanese mountain peppercorns called futoukazura, Japanese cinnamon trees such as nikkei, and trees famous for their fragrance such as hinoki (cypress), sugi (cedar), and kuromoji (spicebush). However, there is a strong image that “mountain plant resources = building materials," and there are almost no projects to review plant resources from the viewpoint of food. Nihon Kusaki Lab focuses on the value of such mountain plant resources and has added new value to them, producing products such as gin, syrups, and salt. -
キーワード
#木を食べる #間伐材の有効利用 #Sustainable
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応募プロジェクト・アイデアのWebサイトがありましたら、URLをご記入ください。
https://nihonkusakilab.com/
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【特別賞】「地域資源の活用」として、素材や知見などの、地域資源をどのように活用して、課題に取り組んでいるか。(日英併記)
捨てられるはずの間伐材のフェアトレードで森の経済循環を目指します。7種の魅惑の国産香木のうち、60%がスギやヒノキなどの間伐材。日本は国土の7割が山であるにも関わらず、木材自給率は41.8%。同時に多くの国産間伐材が、その価格の低さ故に市場に出ることなく放置されています。単に間伐材を使用するだけでは本質的な国産木材の需要創出には繋がりません。私たちは、日本全国の林業従事者と直接取引する中で定めたフェアトレード価格に準じて余剰間伐を正規価格で取引することで林業従事者を支援し、日本の林業の本来的な意味での活性化を目指します。
Aiming for economic circulation of forests through fair trade of timber that would otherwise be thrown away. Of the seven types of fascinating domestic fragrant woods, 60% are thinned wood from cedar, cypress, and other trees. Although 70% of Japan's land area is covered by mountains, the self-sufficiency rate for timber is 41.8%. At the same time, a large amount of domestically produced thinned timber is left unmarket due to its low price. Simply using thinned wood is not enough to create demand for domestic timber. We aim to support forestry workers and revitalize the Japanese forestry industry in its original sense by trading surplus thinned timber at regular prices according to fair trade prices established through direct dealings with forestry workers throughout Japan. -
【特別賞】「コミュニティから始まり、持続される」として、地域コミュニティでの活動を通じて、どのようにその活動を持続させているか。
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【特別賞】「天然資源の再生」どのように廃棄物や汚染を排除し、天然資源を再生しているか。
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日本草木研究所
日本草木研究所は、日本の木々や名も知れない野草たちが当たり前に食卓や生活の中に関わる日常の実現のため、全国の里山に眠る植生の可能性の発掘を行っています。全国各地にパートナー提携している山をもち、独自の原材料調達をはじめ、日本の原始的な食用植物資源の価値化の実現、それに伴う地方産業の活性化や持続可能な食材供給、新たな国際競争力の確保を目指しています。全国の里山に入っては、蒐集・記録・発表を繰り返し、おいしい価値化を試行する研究機関です。