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BOX SEAT_beta

本作は観客の表情を入力として扱うアーケードゲーム型の映像作品である。交通機関や飲食店にあるボックスシートを舞台に、 観客は画面内で対峙するデジタルヒューマンと表情によるコミュニケーションを取ることでシーンが展開される、いわば「顔ゲー」である。機械の眼であるカメラから逃れられず、心身の状態が無作為に数値化されてしまう都市生活において、過剰に表情を作って鍛えることは来るべき未来に向けたフィットネスとなるだろう。健康な身体づくりではなくテクノロジーにフィットした身体づくりである。

https://shotohayakawa.org/shoto-hayakawa-box-seat-beta

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