2,400.000 POSCAS ATTACK/SOLDsOUT

カラフルな色のペンが沢山並んでいるとワクワクしますよね。
海外でも大人気な画材「POSCA」マーカーが好きです、ストリートアート/イラストレーターとして活動しております豊田です。
日本だと200円程度ですが、ヨーロッパだと5ユーロ程度で販売されているの、ご存じでしたか！？
日本円にして約800円の高級画材です。そんなポスカを使って作品を作っています。
欲しい色のポスカが無い場合異なる色を混色し作り置きすることがあるのですが、
一度インクを取り出して、量を測って、狙った色を作って、また詰めなおします。
という作業が大変面倒なので、もう全色作って販売してくれ！
と言いたいがニッチな濁った色などは売れないことは目に見えておりメーカーにやんわり断られてしまったので、
全色自分で作ることにしました。
大学時代の混色の課題の100倍フィジカル、原価\434,000くらいかかる作業です。
でもこれをヨーロッパでやると\1,736,000かかるので、日本でやれば1,302,000浮くことが判りました。
絵の具とは違い、マーカーには一定量のインクと顔料が入っていることを活かせば、
例えば薄～いパステルピンクを作る場合 赤:1本 白:99本 のような感じで作れるわけです。
これをGoogle Geminiに相談したら、現実的ではないと言われました。

なので、大学時代に作った混色量のデータをもとに数値を出し、
だれでも狙った色を一発で作れる混色量ジェネレーターがあったら便利かな～と
Google Geminiをこきつかって制作したことが過去にあったので、それを芸術作品に昇華するには？と考え、
「カラフルなPOSCAが壁一面を塗るように覆いつくされている什器」を制作したく応募いたしました。

また、その先の展開として、各色の特徴的な世界のさまざまな言語で生成した色の名前をつけたり、知育的な要素や、
ランダムに指定された5色のポスカでイラストを制作するアートバトル要素まで想像していますが、これは先のお話