2025.09.15
9月15日12時をもちまして、応募を締め切りとさせていただきます。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
一次審査の結果は9月30日頃に通知させていただきます。
2025.09.01
応募期間延長のお知らせ応募期間につきまして、多数のご要望をいただき、応募期間を9月15日(月)12:00まで延長いたします。みなさまのご応募、心よりお待ちしております。
クセがあるアワード:塗 とは
次世代のチャレンジをマクセルが支援する「クセがあるアワード」。2回目となる今回は、AIと人が共創した作品を募集するAIクリエイティブアワードとして開催します!AIと共創した作品であれば、形式は問いません。みなさまの応募をお待ちしています!
テーマ
あそび心とAIで( )を塗り替える
あなたは、AIとどう付き合ってる?
効率化? 省力化? もちろんそれも大事。だけど、それだけで終わらせていいのだろうか。
かつて写真が絵画の役割を変え、インターネットが情報の意味を変えた。
AIはそうした技術以上の存在感によって、私たちの世界の見方を塗り替えようとしている。
今だからこそ、AIとあそび倒そう。
論理の外側で、ルールの先で、ちょっとバカバカしいくらいの発想で。
荒削りでもいい。隙があってもいい。誰も見たことのない問いを立てよう。
このアワードが大切にするのは、あなたの“クセ”。
AIと生み出した、新しいあそび・表現・プロダクト・アクションを歓迎します。
さあ、あたりまえを、塗り替えよう!
主催:マクセル株式会社
アワードを主催するマクセル株式会社は、エネルギー、機能性部材料、光学製品などを製造する日本の電機メーカーです。電池や磁気メディアの製造で長年培ってきた「まぜる」「ぬる」「かためる」のアナログコア技術で、私たちの生活に欠かせないさまざまな製品を開発、製造しています。このアワードでは、マクセルが大切にしているアナログの力と、アートとデザインの持つ力が一体となり、世界の見方を変えるような発見と出会うきっかけを作り、より豊かな社会をつくることをめざしています。
応募について
応募形式
AIと共創した、オリジナルな表現であれば形式は一切不問。これからの未来の“日常”をつくっていくような、ユニークで先端的な表現に挑戦する方々の応募をお待ちしています。
応募を歓迎する4つの視点
1.あそび
AIとの共創によって生まれた、新しい遊び
ゲーム/インタラクティブメディアなど
2.表現
AIとの共創によって生まれた、新しい表現
音楽/映像/AR・VRなど
3.プロダクト
AIとの共創によって生まれた、新しいモノ
プロダクト/素材など
4.アクション
AIとの共創によって生まれた、新しいアクション
教育、福祉、環境問題など、社会課題に応答するもの
応募の注意点
- 1人3点まで応募可能です。また発表済みの作品も応募できます。
- ただし、応募者に著作権が帰属していない作品は応募できません。
- 審査のため、5分以内の作品紹介映像の提出をお願いします。
- 作品制作に利用したAIツールやサービス等の詳細を提出していただきます。
- ファイナリストに選出された際は、作品展示用の映像を別途提出していただきます。審査用に提出した作品紹介動画でも可とします。
- ファイナリストに選出された際は、2025年10月19日(日)に開催予定の最終審査会でオンラインプレゼンテーションを行っていただきます(録画可)。
- そのほか、詳細な応募方法はこちらをご覧ください。
審査方法
「審査員賞」の審査は2段階で行われます。
- 一次審査:提出された内容を元に、審査員がファイナリスト3作品を選定します。
- 最終審査:ファイナリストによるプレゼンテーションによって、審査員が最終審査会で審査員賞を決定します。
※一次審査の前にスクリーニングが行われます。応募要項に準じない作品は審査の対象となりません。
※一次審査(ファイナリスト選出)を通過された方には、本プロジェクト事務局より10月上旬をめどにご連絡します。
※最終審査におけるプレゼンテーションはオンラインで実施をします。
※ファイナリストの発表は、10月上旬をめどに本ウェブサイトにて行います。
評価基準
本公募では、荒削りでもユニークと思えるクセ(= 個性、創造性)があることを大事にしています。作品の審査にあたっては以下の審査のポイントと、審査員の専門分野による独自の視点を評価の軸とします。
1. 塗り替えたもの(WHAT)
- AIとの共創によって何を塗り替えようと試みたのか
2. 塗りかた(HOW)
- ルールや手順を作る、市民参加を促す、先入観を疑うなど、プロセスに工夫があるか
3. 塗ったわけ(WHY)
- 社会的な必然性、個人的な偏愛など、他者の共感を生む物語を宿しているか
こんな人におすすめ
例えば以下のようなクリエイター、研究者、スタートアップ、学生の方からの応募をお待ちしています。
- 驚かせる、楽しませる、といった人や環境との相互作用を探索している方
- 新たな五感の体験(例:触覚、嗅覚、痛覚)を探索している方
- 先端的な技術を用いた表現を探索している方
審査員

荒牧 悠
アーティスト/多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師
慶應義塾大学政策メディア研究科修了。多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師。
構造や仕組み、人の認知に注目した作品を制作している。作るオブジェは動いたり動かなかったり、扱う材料は様々。
主な参加展覧会に企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」(2024,21_21designsight)、個展「荒牧 悠 "こう (する+なる)” ― phenomenal # 02」(2022,nomena gallery Asakusa)など。

谷口 暁彦
メディア・アーティスト/多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース准教授
メディア・アーティスト。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース准教授。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC,2012)、「SeMA Biennale Mediacity Seoul 2016」(ソウル市立美術館,2016)、個展に「滲み出る板」(GALLERY MIDORI.SO,東京,2015)、「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京,2017)など。企画展「イン・ア・ゲームスケープ:ヴィデオ・ゲームの風景、リアリティ、物語、自我」(ICC,2018–2019)にて共同キュレ―ターを務める。
賞について
ファイナリスト
- すべての応募作品から計3点を選定します。
- ファイナリスト特典:〈クセがあるスタジオ〉で行われるファイナリスト作品展示において、作品紹介動画が上映されます。
- ファイナリスト作品展示について、詳しくはこちらをご確認ください。
審査員賞
- ファイナリストの作品から、審査員が1点選定します。
- 審査員賞特典:活動支援費として、30万円の補助
マクセル賞
マクセル賞は「こどもたちの未来を豊かにする可能性」と「思わず夢中になるような体験・発見」に光を当てる作品を対象とします。以下の観点から、マクセル株式会社がすべての応募作品から1点を選定します。
選定基準
- こどもの未来への貢献度:遊び・教育・社会性などを通じて、未来のこどもたちにどのような価値をもたらすか
- ワクワク感・没入性:子どもが自発的に関わりたくなるような楽しさ、驚き、知的好奇心を刺激しているか
マクセル賞特典
- ①2025年10月19日(日)から11月3日(月)まで〈クセがあるスタジオ〉に作品展示と設営のための交通費の補助 ②活動支援費として10万円の補助
クセがあるスタジオについて
関西エリアにおける、アートとテクノロジーが交わる拠点です。マクセル、アーティスト、エンジニア、イノベーター、そして新たなプレイヤー。これまで出会わなかった創造性が混ざり合うことで、面白い日常を魔法のようにつくり出していく、そんな場所をめざします。

全体スケジュール
応募開始から展示までのスケジュールを記載します。
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応募開始 |
2025年7月23日(水)12:00 |
|---|---|
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応募締切 |
2025年9月15日(月)12:00 |
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一次審査(ファイナリスト選出) |
2025年9月下旬 |
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最終審査 |
2025年10月19日(日) |
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ファイナリスト・マクセル賞の作品展示 |
2025年10月19日(日)〜11月3日(月) |
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最終審査結果の発表 |
2025年11月上旬 |