Photo by Yuki Aizawa
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In-between
https://soundcloud.com/kenta_tanaka/in-between/s-livew8tRzKG?si=d5970076b42a4caa9348649e6254a3f0&utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing
私にとっての「Shoreline」は、都市と自分自身が響き、混ざり合う波打ち際。
都市・佐世保が奏でる音と、自分自身がギターで奏でる音が、波のように響き溶け合うように、音楽を作曲しようと思いました。
長崎・佐世保で録音された音を加工・編集し、ギターの響きによせてみたり、反対に、佐世保が奏でる街の音を模倣して、ギターを演奏してみたりしています。
例えば、「松浦鉄道 踏切の音」がギターを434HzにチューニングしたときのD音とほぼ一致していたので、楽曲全体でギターのチューニングを434Hzにし、踏切の音を再現するようなギターの音も楽曲内で演奏しています。また、「朝市 ベルの音」を模して、ギターの音をシンセサイザーで加工したり、逆に「朝市 ベルの音」を細かく切り、引き伸ばすことで、ベルの音をギターの音のように響かせています。
長崎の佐世保の自然や人々が奏でる音が、だんだんと音楽的な音へ、自分が奏でるギターの音が環境的な音へと移ろっていくときに、都市・佐世保の音と自分自身の音の境界線があいまいになっていく感覚が確かにありました。
あらゆる音が粒子になって、等価に響き、溶け合っていくこと。
あるひとつの主体があるわけではなくて、いろいろな要素が互いに影響しあい、全体の調和として音楽が奏でられること。
そうした流動的な関係性をイメージして、今回の音楽を作曲しています。
写真クレジット:Yuki Aizawa
私にとっての「Shoreline」は、都市と自分自身が響き、混ざり合う波打ち際。
都市・佐世保が奏でる音と、自分自身がギターで奏でる音が、波のように響き溶け合うように、音楽を作曲しようと思いました。
長崎・佐世保で録音された音を加工・編集し、ギターの響きによせてみたり、反対に、佐世保が奏でる街の音を模倣して、ギターを演奏してみたりしています。
例えば、「松浦鉄道 踏切の音」がギターを434HzにチューニングしたときのD音とほぼ一致していたので、楽曲全体でギターのチューニングを434Hzにし、踏切の音を再現するようなギターの音も楽曲内で演奏しています。また、「朝市 ベルの音」を模して、ギターの音をシンセサイザーで加工したり、逆に「朝市 ベルの音」を細かく切り、引き伸ばすことで、ベルの音をギターの音のように響かせています。
長崎の佐世保の自然や人々が奏でる音が、だんだんと音楽的な音へ、自分が奏でるギターの音が環境的な音へと移ろっていくときに、都市・佐世保の音と自分自身の音の境界線があいまいになっていく感覚が確かにありました。
あらゆる音が粒子になって、等価に響き、溶け合っていくこと。
あるひとつの主体があるわけではなくて、いろいろな要素が互いに影響しあい、全体の調和として音楽が奏でられること。
そうした流動的な関係性をイメージして、今回の音楽を作曲しています。
写真クレジット:Yuki Aizawa

