CREATIVES

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Campus x Canvas

その他
私たちは大学のキャンパスやコモネの施設を使った表現活動を探究する。私たちにとって、表現は絵画や音楽に限らない。日常をより便利にするアイテムをデザインすることも、食事を提供しながら対話をすることも表現だ。

私たちが一番大事にする理念は「公共」だ。本活動で得られたすべての成果を、誰でも使える形で公開する。私たちの表現活動には誰でも参加できる。私たちの表現活動の成果は誰でも入手可能。例えば、3Dプリンタで作ったもののデータの制作データを公開する。私たちは、表現活動を私有物ではなく、大学という共同体の所有物にする。

大学のキャンパスという空間を表現の場に変えて、私たちの力で豊かにすること。これこそが私たちの狙いだ。表現活動を通して、公共の場を増やす、この営みは社会、ひいては世界をワクワクさせるポテンシャルを持っている。

ねのねプログラムの期間中は次の活動を計画している(作品P2をご参照ください)。
1. 描こう。私たちはKOAGARIを借りたライブ・ペインティングのイベントを計画している。ライブ・ペインティングには誰でも参加できる。制作風景はプロジェクタを利用して壁に写す。完成したものは全学教育棟の前に展示する。創作の喜び、日常の憂鬱さ、みんなが抱える感情、その全てを画面にぶちまけるイベントにしたい。(過去作品は作品P3をご参照ください)
2. 食べて話そう。名古屋大学に足りないものNo.1と言えば美味しいお店だ。ないなら作ればいい。私たちはコモネのキッチンを利用して出店することを計画している。学業のこと、趣味のこと、生活の悩みなどなどなんでも食べながら話そう。
3. 作ろう。私たちは日常を便利にするアイテムや、キャンパスに設置するオブジェクトをデザインして、3Dプリンタで作ることを計画している。その後、データを無料で公開する。データがあれば誰でもそのアイテムを入手できる。キャンパスに設置されたオブジェクトが壊れた場合は、誰でも修理することができる。

この3つの活動は別々に行われるものではない。例えば、ライブペインティングの作品に3Dプリンタで作った部品をつけることができる。出店する際の宣伝/店の看板はライブペインティングで作ることもできる。

サムネ

私たちの活動計画

私たちの過去作品

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