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水が留めた森|水中貯木に立ち上がる光

愛知県弥富市の西部木材港には、原木を水に浮かべ、養生・保存する水中貯木の文化が今も残る。本作は、貯木されている原木一本ごとの長さと径をもとに、空気で膨らむ軽量な布の筒を水面から立ち上げ、夜間に内側から柔らかく発光させるインスタレーションである。水面に横たわることで遠くからは捉えにくい木々の大きさと集積量を、光の筒として垂直に現す。鑑賞者は筏の上から見上げることで、一本の木の尺度と、森から都市へ運ばれるまでの時間を身体的に体験する。参加者が制作した小さな灯籠も水面に浮かべ、現在も続く仕事と水辺の風景を地域にひらき、「水で木を保存する文化」を未来へつなぐ。

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