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どの絶滅危惧空間を扱うのか(300文字以内)
「パチンコ」を絶滅危惧空間として扱う。パチンコは利用者数・店舗数ともに減少が続き、社会的なイメージの悪化や娯楽の多様化によって、その存在意義が問われている。一方で、高齢者の居場所や地域経済への波及効果など、他の空間にはない役割も担ってきた。しかし、その多くは閉鎖的な建築であり、地域との関係性は限定的である。本研究では、こうしたパチンコホールを単なる遊技施設としてではなく、地域との新たな関係を築く公共性を持つ建築へと再編する可能性を探る。
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なぜその絶滅危惧空間を扱うのか(600文字以内)
パチンコは、かつて日本を代表する大衆娯楽施設であり、多くの人々が日常的に集まる空間であった。しかし近年は、利用者数・店舗数ともに減少を続け、娯楽の多様化や若年層のパチンコ離れ、社会的なイメージの悪化などを背景に、その存在意義が問われている。このままでは、全国各地で見られたパチンコホールという建築類型そのものが失われていく可能性がある。
一方で、パチンコは単なる遊技施設ではない。長時間滞在を前提とした大空間や休憩機能を備え、高齢者をはじめとする利用者の居場所としての役割を担ってきた。また、周辺商業への来客を生み出す拠点となる可能性も秘めている。しかし、その建築は防犯や営業上の理由から閉鎖的につくられ、地域との接点を十分に持てていない。
地域との関係を再構築し、商店街や地域活動と連携する仕組みを建築と制度の両面から提案することで、パチンコホールは遊技施設にとどまらない新たな地域拠点へと転換できるのではないか。絶滅が危惧される建築類型だからこそ、その価値を再定義し、現代社会に適応した新しい姿を提示したいと考え、本テーマを選択した。 -
どのようにその絶滅危惧空間を変異させるのか(1200文字以内)
「パチンコ」を絶滅危惧空間として扱う。パチンコは利用者数・店舗数ともに減少が続き、社会的なイメージの悪化や娯楽の多様化によって、その存在意義が問われている。一方で、高齢者の居場所や地域経済への波及効果など、他の空間にはない役割も担ってきた。しかし、その多くは閉鎖的な建築であり、地域との関係性は限定的である。本研究では、こうしたパチンコホールを単なる遊技施設としてではなく、地域との新たな関係を築く公共性を持つ建築へと再編する可能性を探る。
なぜその絶滅危惧空間を扱うのか(600文字以内)
パチンコは、かつて日本を代表する大衆娯楽施設であり、多くの人々が日常的に集まる空間であった。しかし近年は、利用者数・店舗数ともに減少を続け、娯楽の多様化や若年層のパチンコ離れ、社会的なイメージの悪化などを背景に、その存在意義が問われている。このままでは、全国各地で見られたパチンコホールという建築類型そのものが失われていく可能性がある。
一方で、パチンコは単なる遊技施設ではない。長時間滞在を前提とした大空間や休憩機能を備え、高齢者をはじめとする利用者の居場所としての役割を担ってきた。また、周辺商業への来客を生み出す拠点となる可能性も秘めている。しかし、その建築は防犯や営業上の理由から閉鎖的につくられ、地域との接点を十分に持てていない。
地域との関係を再構築し、商店街や地域活動と連携する仕組みを建築と制度の両面から提案することで、パチンコホールは遊技施設にとどまらない新たな地域拠点へと転換できるのではないか。絶滅が危惧される建築類型だからこそ、その価値を再定義し、現代社会に適応した新しい姿を提示したいと考え、本テーマを選択した。
どのようにその絶滅危惧空間を変異させるのか(1200文字以内)
本提案では、パチンコを「遊技を目的とする閉鎖的な建築」から、「地域と価値を循環させる開かれた建築」へと変異させる。
そのために、まずパチンコホールと商店街を結び付けるポイントシステムを導入する。遊技によって得られた出玉は景品だけでなくポイントにも交換でき、ポイントは景品よりも高い交換価値を持たせることで、利用者が自発的にポイントを選択する仕組みとする。獲得したポイントは商店街での買い物や飲食、地域イベントへの参加、地域団体への寄付などに利用できるため、パチンコホールで生まれた価値が地域へと循環していく。
この仕組みによって、利用者は商店街を回遊する機会が増え、これまで利用することのなかった店舗へ足を運ぶようになる。また、ポイントの利用方法を若者が高齢者に教える場面や、地域活動を通して世代を超えた交流が生まれるなど、パチンコを起点とした新たなコミュニティが形成される。
こうした地域との関係の変化は、建築のあり方にも反映される。これまでのパチンコは、外部から内部を遮断した閉鎖的な構成が一般的であったが、本提案では地域活動スペースやカフェを併設し、遊技をしない人も気軽に立ち寄れる空間を取り込む。また、建物内に路地へ抜ける通過動線やオープンスペースを設けることで、建築を商店街の回遊動線の一部として機能させる。
このように、制度と建築を一体的に再編することで、パチンコホールは遊技施設という枠組みを超え、地域経済を支え、人々の交流を育み、まちに開かれた新たな地域拠点へと変異する。
