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YORISHIRO
この作品は、伝統工芸の技と時間、その気配を空間に写すインスタレーションです。
着物の柄を染めるために用いられてきた「伊勢型紙」。1000年以上もの歴史があると言われ、一説には、お寺の桜の葉に虫の食った形が花か鳥かとおもしろく感じた古来の人の感性より発祥したと伝えられています。型紙は、自然の紋様がひととき宿るための器=依代。その役割は、艶やかな着物文化を支える美しい影絵のようです。
職人の手から手へ技が渡り、長い時をかけて一つのものが出来上がってゆく過程に想いを傾けることは、その間(あわい)に宿る何かに触れる瞬間。測れるものに最適化され、効率化された現代では型紙を用いる機会は静かに減ってきました。YORISHIROは、そこに確かにある、ものづくりへの純粋な”何か”に触れる試みです。1000年後の私たちの変わったもの/変わらぬもの、見えるもの/見えぬもの。布の揺れる影/光は、そこに立つ人を柔らかに染めます。手をかざしてみてください。
着物の柄を染めるために用いられてきた「伊勢型紙」。1000年以上もの歴史があると言われ、一説には、お寺の桜の葉に虫の食った形が花か鳥かとおもしろく感じた古来の人の感性より発祥したと伝えられています。型紙は、自然の紋様がひととき宿るための器=依代。その役割は、艶やかな着物文化を支える美しい影絵のようです。
職人の手から手へ技が渡り、長い時をかけて一つのものが出来上がってゆく過程に想いを傾けることは、その間(あわい)に宿る何かに触れる瞬間。測れるものに最適化され、効率化された現代では型紙を用いる機会は静かに減ってきました。YORISHIROは、そこに確かにある、ものづくりへの純粋な”何か”に触れる試みです。1000年後の私たちの変わったもの/変わらぬもの、見えるもの/見えぬもの。布の揺れる影/光は、そこに立つ人を柔らかに染めます。手をかざしてみてください。
