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俳句の掴み取り
「1分で7句作れるようになろう」私に俳句を教えてくれた人はそう言いました。それくらい多作多捨を重視している私の俳句創作は、普段の生活で見えているもの、聴こえているものの貯金を瞬時に放出し、日本語の約17音を大量に、スピーディーに集結させたものになってきました。
俳句は、理論的に読むものではないと思っています。珈琲にミルクが沈んでいくのをぼーっと眺めるように時間の流れや模様を感覚的に楽しむもので、無数にある言葉のたった17音を集めた中に「あ、これが好きだ」というキュンが、100句のうち1句あればいい方かもしれません。
この作品は、俳句を「作る」でも「読む」でもなく、その速度感覚そのものに、みなさまの手でふれてほしくて制作しました。マジックハンドで掴み取るという単純な動作にすることで、俳句の知識や経験を問わず、老若男女誰でもカジュアルに体験できるようにしています。扇風機を起動させると、透明な短冊に書かれた100以上の句が立ち上がり、びらびらと揺れながら、夏の風を纏って私たちを挑発してきます。マジックハンドでパッと掴み取ったその一句が、あなたにとって何になるかはわかりません。すぐにゴミになるかもしれないし、スマートフォンの裏に入れてもらえるほど大切な句になるかもしれない。
言葉は、口にした瞬間からもう存在しないもの。だからこそ、掴み取るという行為も、一瞬でいいのだと思っています。画面の中の言葉ではなく、扇風機の風と、マジックハンドの感触と、透明な短冊の手ざわりを通して、俳句の速度にふれてみてください。
俳句は、理論的に読むものではないと思っています。珈琲にミルクが沈んでいくのをぼーっと眺めるように時間の流れや模様を感覚的に楽しむもので、無数にある言葉のたった17音を集めた中に「あ、これが好きだ」というキュンが、100句のうち1句あればいい方かもしれません。
この作品は、俳句を「作る」でも「読む」でもなく、その速度感覚そのものに、みなさまの手でふれてほしくて制作しました。マジックハンドで掴み取るという単純な動作にすることで、俳句の知識や経験を問わず、老若男女誰でもカジュアルに体験できるようにしています。扇風機を起動させると、透明な短冊に書かれた100以上の句が立ち上がり、びらびらと揺れながら、夏の風を纏って私たちを挑発してきます。マジックハンドでパッと掴み取ったその一句が、あなたにとって何になるかはわかりません。すぐにゴミになるかもしれないし、スマートフォンの裏に入れてもらえるほど大切な句になるかもしれない。
言葉は、口にした瞬間からもう存在しないもの。だからこそ、掴み取るという行為も、一瞬でいいのだと思っています。画面の中の言葉ではなく、扇風機の風と、マジックハンドの感触と、透明な短冊の手ざわりを通して、俳句の速度にふれてみてください。
